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存在と無(1) 現象学的存在論の試み ちくま学芸文庫
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存在と無(1) 現象学的存在論の試み ちくま学芸文庫

ジャン=ポールサルトル【著】, 松浪信三郎【訳】

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存在と無(1) 現象学的存在論の試み ちくま学芸文庫

2,090

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2007/11/10
JAN 9784480091062

存在と無(1)

¥2,090

商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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2024/03/28

https://guides.lib.kyushu-u.ac.jp/c.php?g=774904&p=5559882

Posted by ブクログ

2023/10/10

インタビューでのデリダの『存在と無』についての発言 『現代思想 特集:サルトル以後のサルトル (1987年7月号)』 https://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I2829458-00 p.64-65 「哲学的なことを話し続ける前に、この形式につ...

インタビューでのデリダの『存在と無』についての発言 『現代思想 特集:サルトル以後のサルトル (1987年7月号)』 https://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I2829458-00 p.64-65 「哲学的なことを話し続ける前に、この形式について少し話さなくてはなりません。もちろん一方でそれは沢山の問題、哲学上の反論を惹き起こします。ですが、この本を、十九から二十歳の頃、次には、二十から二十二、三歳の間に読んだような形で、作品として考えてみますと、私は大いに読んだだけでなく、学校の論文書きにも使いました。そもそもこの本は、私たちが差し向けられていた学校教育のディスクールにとって、とても便利で有用な機械だったのです。ある対談でこのことは示唆しておいたのですが、今、もっと詳しく言えるでしょう。つまり、サルトルの書き方は、私の意見では、フランスの学校、リセ、エコール・ノルマル、教授資格試験に見られるフランス哲学の修辞法と論文作成のモデルに照らし合わせると非常にはっきりします。哲学史を扱う仕方、思想を要約してそれを用いる仕方、こうしたスタイルは他のどんな国にも見つからないのではないか。サルトルの文章はこうしたフランス式の修辞構成モデルの跡を特に残していて、同時にこうした練習を続けなくてはならない若い人々にとって非常に有効なものになるのです。思い出しますが、私一人ではなく、エコール・ノルマル準備学級の仲間たちも、即自・対自の対立と即自かつ対自たる神というこの図式の中に、自分たちの作文のためのとても貴重な資源を見出していました。一方に、デカルト型の意識、ついに自分自身と一致するに至らない意識である対自があり、他方には自己自身と同一の即即自があり、そしてこれら二つの存在領域の地平には不可能な綜合の夢がある。これは立派なフランス哲学の作文でした。それらの図式を私たちは課題が何であれ繰り返し当てはめたのです。」

Posted by ブクログ

2023/08/11

緒論がまるで頭に入ってこなくてどうしようかと思ったけれど、第一章に至って以降は思いのほかすんなりと読み進められた。学生時代の入門講義で聞き齧ったそれであるところのものであらぬという言いまわしの意味をようやく掴めて嬉しい。常に無に忍びこまれる対自に対してただ存在する即時の、さらには...

緒論がまるで頭に入ってこなくてどうしようかと思ったけれど、第一章に至って以降は思いのほかすんなりと読み進められた。学生時代の入門講義で聞き齧ったそれであるところのものであらぬという言いまわしの意味をようやく掴めて嬉しい。常に無に忍びこまれる対自に対してただ存在する即時の、さらにはそれで充溢した世界のすさまじさ。否定も関係なんだなと思ったり、あとは恐怖と不安の話、即自的な過去の話とかも好き、人間に気持ち悪さやそれゆえの愛憎をおぼえてしまう感覚に説明をつけられそう。第二部の最後で身体の問題から対他存在が予告されるのもかっこいい。

Posted by ブクログ

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