商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2007/10/09 |
JAN | 9784344410350 |
- 書籍
- 文庫
螢
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螢
¥754
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商品レビュー
3.5
164件のお客様レビュー
ミステリー歴浅い私ですが、こういうトリックに出会ったのは初めてでしっかり騙されました 快感 「何だって!」この本の名台詞だろう 〆はお得意の後味の悪さ すんなり終わらないのは作者のお得意芸 今後も麻耶作品読んでいこう
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仕掛けが面白かった! 千鶴が女性だと知ってるのは語り手だけなんだろうな、というのは他のメンバーが何も気にせず体に触れたりしてるからそうなのかなという予感があり。 長崎が途中から影薄すぎていないものみたいな扱いになってるからたぶん犯人なんだろうと思ってたけどまさか最初から語り手が諫早じゃなく長崎だったとは全く気付かず。やられた~という感じ。それを知った上で頭から読み返したら「体脂肪率は怖くて知らない。」という台詞も確かに自分で言うことはあってもあまり他人には使わないなぁなど色々気付きがあって面白い。 あと登場人物のイニシャルの文字が千鶴以外全て苗字と名前で一緒なのは最初に気付いたので、これがどう物語に絡んで来るんだろう…!?とわくわくしていたが思ったより関係なかった 笑 「松浦将之」という偽名を使っていたという伏線だったのかな。 始まりから終わり方まで綾辻行人の館シリーズと雰囲気が似すぎていて絶対意識してるなと思ったが調べたらやっぱりそうだった。 個人的には館シリーズに引けを取らないくらい楽しめました。島原と千鶴の一回生コンビ可愛かった。
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館×クローズドサークルという本格ミステリーの様相のようで叙述トリックという仕掛けは何となく分かったものの、ファイアフライ館の不気味な仕掛けやクラシックと螢、そしてファイアフライ館の因果などがストーリーを引き立てていて面白かった。ラストは麻耶雄嵩節炸裂といった終わり方だった。それにしても土砂崩れで七人の遺体が発見されたという記述があったけど、生き残った一人は誰だったんだろう…?
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