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きつねのおきゃくさま 創作えほん
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きつねのおきゃくさま 創作えほん

あまんきみこ【著】, 二俣英五郎【画】

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きつねのおきゃくさま 創作えほん

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 サンリード
発売年月日 1984/08/01
JAN 9784914985271

きつねのおきゃくさま

¥1,980

商品レビュー

4.7

48件のお客様レビュー

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2024/10/24

むかし むかし 腹ペコきつねが痩せたひよこに会った すぐに食べようかと思ったが、太らせてから食べようと家に住まわせることにした やさしいおにいちゃん と、ひよこに言われるときつねはぼうっとなった きつねはひよこにそれはそれはやさしく食べさせた ある日、散歩に出掛けたひよこは痩せた...

むかし むかし 腹ペコきつねが痩せたひよこに会った すぐに食べようかと思ったが、太らせてから食べようと家に住まわせることにした やさしいおにいちゃん と、ひよこに言われるときつねはぼうっとなった きつねはひよこにそれはそれはやさしく食べさせた ある日、散歩に出掛けたひよこは痩せたアヒルに出会う このアヒルもきつねの家にやってきた 痩せたうさぎも加わった そんなある日、オオカミが現れた! 読み聞かせ時間は5分ちょっとです

Posted by ブクログ

2024/06/30

キツネはウサギとかみんなのことを守って狼に戦ったけれども、最後、最後笑って死んだところが少し、シクシクしました。

Posted by ブクログ

2024/03/08

きつねを始め、出てくる動物たちの「顔」がいい。どこか間が抜けていて、わるい奴になろうとしても、徹しきることができないきつね。きつねのことを「おにいちゃん」と言って慕い、すぐに相手を信用してしまう、これまた間の抜けている顔のひよこ、アヒル、うさぎ。紙芝居のように一ページごと見やすく...

きつねを始め、出てくる動物たちの「顔」がいい。どこか間が抜けていて、わるい奴になろうとしても、徹しきることができないきつね。きつねのことを「おにいちゃん」と言って慕い、すぐに相手を信用してしまう、これまた間の抜けている顔のひよこ、アヒル、うさぎ。紙芝居のように一ページごと見やすく整えられた絵に加え、むかし話のような語り口は、おだやかに、かつ軽快に読者に大事なことを伝えてくれる。 この絵本を読んでいると、言葉がどれだけ相手の心を動かすものなのか、その影響力と可能性についてしみじみ考えさせられる。「やさしい」「しんせつ」「かみさま」そういうまろやかな言葉によって心はほぐれ、その嬉しさを相手に返したくなる。きつねの中にあった最初の思惑が何であったにせよ、時間をかけて育まれ、こころの中にポッと咲いたその感情はまぎれもなく本物なのだ。 きっとこの絵本を読んだ人ならわかると思う。自分の中にある、「思いやり」とか「尽くしたい」とか「喜んでほしい」という感情がどこから来るものなのか。人は他者との関係性によって自身を育み、言葉によって心の糧を得、それがいずれ行動となる。 たぶんきつねは見つけたのだろう。自分が生きている意味を。だから最後は幸せだったのだと思う。そして、そんなきつねと一緒に暮らした、これまたどこか抜けたところのあるひよこ、アヒル、うさぎたちは、自分たちのために勇ましく戦ったきつねを見て、きっとなにかを受け取ったんじゃないかと思う。死を悼むということは、嘆き悲しむということは、涙を流すということは、その人のことが好きだったということを意味しているのだから。 ふとしたきっかけで生まれた感情が本物の感情となり、やがて行動へといたる。そしてその行動はきっと残った3匹に伝わり、彼らに何かを宿らせたんじゃないだろうか。 とっぴんぱらりの ぷう。

Posted by ブクログ

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