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ぼくを探しに
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ぼくを探しに
¥1,650
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商品レビュー
4.4
188件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
”欠片”を探して、野超え、海超え、山を越え。いくつか候補に出会ったが、小さ過ぎたり、大き過ぎたり、なかなかよいのに出会えない。やっとピッタリ埋まるのをみつけてはめてみる。最初は快適だったのだが、段々不自由を感じてしまう。手離そう、探しているときがよかったのだ。…欠片は何を意味するのか?まだ見ぬ恋人?幸せの青い鳥?自らの死?...解釈は自由。何を思うかは受け手次第。好き勝手な想像働かせて、有難がったり、閃いたり、考えこんだり。意味を見出せなくたっていい。何も感じないのも自由。そういう自分が探し物なのだから。
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初めて知ったのは、内田善美先生のコミックで。 ひぐらしの森だったような… 中学の同級生に借りた本。 高校に入り、自分で購入。(手放してしまっています…) 「ぼくを探しに」も、高校で読んだような。 その時はサラサラっと終わってしまったと思う。 今回は、ぴったりのかけらを見つけた...
初めて知ったのは、内田善美先生のコミックで。 ひぐらしの森だったような… 中学の同級生に借りた本。 高校に入り、自分で購入。(手放してしまっています…) 「ぼくを探しに」も、高校で読んだような。 その時はサラサラっと終わってしまったと思う。 今回は、ぴったりのかけらを見つけたら、今度は、欠けていた時に出会っていたみみずや花や蝶に気づかなくなり、そっとかけらをおろしたシーンでぐっときた。 ラストで蝶がまた止まってくれて、ぐっときた。 そういう話でした。 原題はTHE MISSING PIECE(1976) 1977年初版 1979年新装版初版 2020年新装版88刷を図書館で。 ある書店の店頭で見かけ、家族に勧めたのが今回再読のきっかけ。
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14冊目『ぼくを探しに』(シェル・シルヴァスタイン 著、倉橋由美子 訳、1977年4月 初版、1979年4月 新装版、講談社) 「足りないかけら」を探し求めるパックマン形のキャラクターの冒険を描いた絵本。 まるで未就学児が描いたかの様な単純なイラストだが、その物語は思いがけず深い...
14冊目『ぼくを探しに』(シェル・シルヴァスタイン 著、倉橋由美子 訳、1977年4月 初版、1979年4月 新装版、講談社) 「足りないかけら」を探し求めるパックマン形のキャラクターの冒険を描いた絵本。 まるで未就学児が描いたかの様な単純なイラストだが、その物語は思いがけず深い。かけらをはめ込む描写は性行為のメタファーか。 男女関係、友情、仕事、創作、学校生活など、読者の年齢や立場によって見え方が変わるフレキシブルさが長年愛され続ける理由なのかもしれない。 〈だめな人と だめでない人のために〉
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