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悪魔はすぐそこに 創元推理文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2007/09/25 |
| JAN | 9784488240035 |
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悪魔はすぐそこに
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商品レビュー
3.8
26件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ううむ……なんだか雑な予想(というより八つ当たり)が当たってしまったというか。 ディヴァインの作風、というより彼が描くダメ男がどうにも好きになれないなぁ……。 60年代の英国本格ミステリを代表する作家、D.M.ディヴァイン。『兄の殺人者』に続き2冊目です。 『兄の殺人者』では一応探偵役と呼べる存在がいたものの、今作は三人称多視点で物語が進んでいくのが特徴。登場人物も多く(冒頭で紹介されるのはなんと26人!)、視点もよく切り替わるわりに展開に混乱がないのは、登場人物の書き分けの上手さゆえといえるでしょう(人好きのする人物はほぼいませんが……)。 終盤、まるで映像作品のように緊迫感が高まっていく様はハラハラしましたし、提示される謎も丁寧に解き明かされます。 ……でも! ピーターが!人としてまったく好きになれない!!! 最重要人物でもあるピーター・ブリーム。 本人曰く、「気が弱いため他人からの頼みを断れない性格」。 そんな印象が一変したのは、式典の準備をセクハラ上司からすべて押し付けられて鬼忙しいカレン(もう本当にかわいそう)に対し、「お願い聞いてくれるよね?」と図々しくも頼み事をするシーンでした。 「いつだって思いのままに動かせる相手を見つけ、自分は楽をしようとする。いかにも自分は無力だという顔をして」 もう、このカレンの心情を読んだ瞬間、 「こんな奴どうなってもいい!いっそ犯人ならスッキリするのに!」 とぷんすこヽ(`Д´#)ノ ……で、ああなったわけですよ。 犯人の意外性よりも、私の中に出来上がっていた「奴ならやりかねない」という印象があまりに強固になっていて、驚きよりも「知ってた」感が強くなってしまいました;婚約者のルシールも大概ね……。 思うに、「良心の守り手」ラウドン教授とカレンを主体にした方が、もう少し気持ちよく物語に入り込めた気がします。 「意外な犯人」もいろいろいますけども、そこに驚きがあるのは、多かれ少なかれ登場人物に好印象を持っている、あるいは好き嫌いはないが人物が立っているからだと思うんです。いかにもな悪党が悪事を行ったところで、「でしょうね」としか思いませんから。 その点では「犯人の意外性」とは、犯行をいかに行ったかだけでなく、結末までの過程で「読み手がどんな印象を持ったか」にも左右されるんだな……と、そんたことを考えた一冊になりました。
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- ネタバレ
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横領容疑をかけられたハクストンの死。図書館の殺人。8年前に起きた女学生の自殺とスキャンダルとの関連。そして殺人予告。 登場人物が多くて誰が主役なんだか(--;)ちょっと混乱してしまった(--;) 犯人はそれほど意外って感じでもないけどそれなりに楽しめたかな(笑)
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英国の本格ミステリー。 大学の狭いコミュニティ内で起こる人間関係と、みんな怪しく思える登場人物。 三人称多視点で描かれていて誰が犯人かわからなかったけど、読み終わってみると何でそこに気付けなかったんだろう??と思った。 これはミスディレクションが巧みで、たくさんの仕掛けに騙されて...
英国の本格ミステリー。 大学の狭いコミュニティ内で起こる人間関係と、みんな怪しく思える登場人物。 三人称多視点で描かれていて誰が犯人かわからなかったけど、読み終わってみると何でそこに気付けなかったんだろう??と思った。 これはミスディレクションが巧みで、たくさんの仕掛けに騙されていたからなんだろうな。 法月綸太郎さんの解説にもある通り、1冊で2度おいしい小説。 1度目は、犯人当てや人間ドラマを楽しむ。 再読は、犯人の本当の姿や心理を読み取るのも面白いし、隠れていると思いきや堂々と書かれていた伏線を見つけるのも楽しい! 「クリスティーが絶賛した技巧派」にも納得。 クリスティーのような誰にでもわかりやすい派手な面白さというよりは、ディヴァインは地味だけど職人のような計算しつくした巧みな面白さを感じた。 シリーズ・キャラクターものにすればもっと人気が出そうなのに、1度もそれを使わなかったというから、そこにも独自のスタイルを貫く職人気質を感じる。 ディヴァインの他の作品も読んでみたいな。 いつも参考にさせていただいてるfukayanegiさん、帆掛船さんのレビューを見て読みたくなった作品。面白かったし、知らなかったディヴァインと出会えて嬉しい! ありがとうございましたo(⁎˃ᴗ˂⁎)o
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