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野性の呼び声 光文社古典新訳文庫
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野性の呼び声 光文社古典新訳文庫

ジャックロンドン【著】, 深町眞理子【訳】

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野性の呼び声 光文社古典新訳文庫

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社/
発売年月日 2007/09/20
JAN 9784334751388

野性の呼び声

¥748

商品レビュー

4.1

37件のお客様レビュー

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2025/08/26

ジャック・ロンドンの傑作長編小説。 裕福な家で気ままに暮らしていた犬が、使用人に犬橇用の犬として売り飛ばされる。 過酷な運命を潜り抜けるなかで、次第に野性に目覚めていく様子が、犬目線で見事に描かれている。 小学生の時、チャールトン・ヘストン主演の映画を観て衝撃を受けた。 ハリソン...

ジャック・ロンドンの傑作長編小説。 裕福な家で気ままに暮らしていた犬が、使用人に犬橇用の犬として売り飛ばされる。 過酷な運命を潜り抜けるなかで、次第に野性に目覚めていく様子が、犬目線で見事に描かれている。 小学生の時、チャールトン・ヘストン主演の映画を観て衝撃を受けた。 ハリソン・フォード主演の映画も観てみたい。

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2025/08/26

極寒のアラスカで生きぬこうとする犬の物語。 圧倒的な自然描写と生きものへの深い愛を感じた。古典新訳がとても読みやすく引きこまれた。 カリフォルニアのお屋敷の飼い犬だったバックは、拉致されゴールドラッシュに沸く極寒の地に連れてこられた。主人が振り上げる鞭や棍棒を前に、尊厳は限りな...

極寒のアラスカで生きぬこうとする犬の物語。 圧倒的な自然描写と生きものへの深い愛を感じた。古典新訳がとても読みやすく引きこまれた。 カリフォルニアのお屋敷の飼い犬だったバックは、拉致されゴールドラッシュに沸く極寒の地に連れてこられた。主人が振り上げる鞭や棍棒を前に、尊厳は限りなく踏みにじられていく。人間の冷徹さが容赦なく描かれてあり、そり犬となったバックの心身の痛みが伝わってくるようだった。 厳しい環境に順応していくうち、バックの野獣の血が闘争心を掻き立てる。リーダーの地位を望むバックと先導犬スピッツとの死闘の場面は凄まじかった。 そして第5章、春になり溶け始めた氷の上を積荷を満載したそりが行く。災厄の予感に、棍棒が体に振り下ろされても動くことを拒んだバック。 バックを助けたジョン・ソーントンと見まもる先には、割れた氷の穴へ落ちていくそりの姿があった。 映像が見えた気がした。 主人が変わる度に暴力で痛めつけられ支配された長い日々。バックは優しい眼差しで語りかけるソーントンと出会い、穏やかな癒しの時を過ごすが、森の奥深くから聞こえる声は彼の本能を呼び覚ましていく。ソーントンとの辛い別れののち、野生の兄弟の元にかえっていくラストに心が震えた。

Posted by ブクログ

2025/04/05

Kindle Unlimited 面白かった。とても良かった。 ジャック・ロンドンによって1903年に書かれた中編小説。飼い犬のバックが、さらわれてそり犬になり、様々な体験を通じて野性を目覚めさせ、自然に帰るまでを描く。 読みやすくて楽しめた。学べた。

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