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私が語りはじめた彼は 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2007/07/30 |
JAN | 9784101167558 |
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私が語りはじめた彼は
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商品レビュー
3.5
250件のお客様レビュー
おすすめ!
6つの連作短篇で構成された本書は、(愛だったり憎悪だったり)ある種の感情をもって、ひとりの男に関わった人々の物語である。なのに、中心にいるはずの男の内面は、一切見えない。怖くて、惹きつけられる、すごい本。
yama
2年くらい前に古本市で出遭ってからずっと積読してた一冊。きみはポラリス、も読まないとだな。 彼女の作品をデビューから追っかけたくなる。まほろ駅前多田便利軒、読みたくなる。魅力的な作品だった。愛は美しいのか醜いのか、人を愛するとはどういうことか、私たちはどう生きていくべきなのか、そ...
2年くらい前に古本市で出遭ってからずっと積読してた一冊。きみはポラリス、も読まないとだな。 彼女の作品をデビューから追っかけたくなる。まほろ駅前多田便利軒、読みたくなる。魅力的な作品だった。愛は美しいのか醜いのか、人を愛するとはどういうことか、私たちはどう生きていくべきなのか、それを追求する普遍的メッセージ性が感じられる。
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何故かモテる大学教授を好きな女性たちの連作短編集 以下、公式のあらすじ ----------------------- 私は、彼の何を知っているというのか? 彼は私に何を求めていたのだろう? 大学教授・村川融をめぐる、女、男、妻、息子、娘――それぞれに闇をかかえた「私」は、何か...
何故かモテる大学教授を好きな女性たちの連作短編集 以下、公式のあらすじ ----------------------- 私は、彼の何を知っているというのか? 彼は私に何を求めていたのだろう? 大学教授・村川融をめぐる、女、男、妻、息子、娘――それぞれに闇をかかえた「私」は、何かを強く求め続けていた。だが、それは愛というようなものだったのか……。「私」は、彼の中に何を見ていたのか。迷える男女の人恋しい孤独をみつめて、恋愛関係、家族関係の危うさをあぶりだす、著者会心の連作長編。 ----------------------- 収録は以下6編 結晶 残骸 予言 水葬 冷血 家路 古代王朝の研究をしている村川教授 彼は何故か女性にモテる そんな大学教授を好きな女を間に挟んだ男達視点の連作短編集 妻、浮気相手、義理の娘、娘 彼女らを介して見える不思議な村川像 読み終わってみても「よくわからない」という感想 どう読めばいいのかわからない 感情をどこに置けばいいのかわからない 村川という人物の輪郭が見えない 同一人物を表しているとは思えない描写がいくつかある 人によって、特に女性によっては彼の見え方が違うのだろうか? 何故村川は彼女らにとって魅力的に映るのだろうか? 再婚相手とその義理の娘 本当にそんな対立があったのだろうか? それに対して村川は何をし、どう思っていたのか そこは想像するしかないわけだけれども、何とも怪しいものを感じる モテる男が出てくる小説といえば、川上弘美「ニシノユキヒコの恋と冒険」を思い浮かべる でも、あっちはプレイボーイ然としたところがあるので納得感がある でも、村川の場合優男ではあるが、それがモテる理由かと聞かれるとそうでないようにも思える 今作をより不思議なものにしているのは、村川を好きな女性視点ではなく その女性に関わる男視点で描かれているところ うーん、やはりよくわからないなぁ
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