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死海のほとり 新潮文庫
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死海のほとり 新潮文庫

遠藤周作(著者)

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死海のほとり 新潮文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2010/09/25
JAN 9784101123189

死海のほとり

¥880

商品レビュー

4

57件のお客様レビュー

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2010/05/28

私はクリスチャンでは…

私はクリスチャンではないけれども最後まで引き込まれました。読み物としては重たい余韻が残りますが、日本人とキリスト教をテーマに宗教色の強い読み物ですが変な偏見や独断がなく、読者に問いかけ感じさせるところが面白い。

文庫OFF

2024/07/15

うちは両親が兄弟に周作と名付けるくらい遠藤周作が好きなのだけど、自分は高校生の時の課題で『沈黙』と『海と毒薬』しか読んだことのない程度。 でもなぜか本作がSNSだかブクログだかでおすすめに上がってきてなんか読んでみたくなりました。 自分はまさに本作で出てくる『私』が第二次世界...

うちは両親が兄弟に周作と名付けるくらい遠藤周作が好きなのだけど、自分は高校生の時の課題で『沈黙』と『海と毒薬』しか読んだことのない程度。 でもなぜか本作がSNSだかブクログだかでおすすめに上がってきてなんか読んでみたくなりました。 自分はまさに本作で出てくる『私』が第二次世界大戦中に在学していた大学出身で、一年次に『人間学』というキリスト教的な必修科目があって、聖書についてどう思うか?と最初の授業で神父様が学生に質問したのです。その際、『よくできているお話だとは思うけど事実だとは到底思わない』と言い放ったクラスメイトがいて、お前はなんでカトリックの大学に入学したんだと心の中でつっこんだけど、まさにそんな展開の話でした。 辛く悲しいエピソードばかりだけれどちょっとだけ遠藤周作がずっと抱えていた葛藤か理解できて、それは自分が漠然とキリスト教に対して思っていたことなのかもとも思いました。 しばらく自分の中で遠藤周作ブームが来そうです。

Posted by ブクログ

2024/03/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本の全体に涙が流れている、そんな印象を受けました。イエスと出会う人々の苦しみや、救いを求める切実さが胸に沁み、それを救うことの出来ない、イエスの悲しさが胸を打ちました。 イエスが捕まった際、本書の中で言った「すべての事に失敗すると、自分には分かっていた」という言葉が忘れられずに残っています。 愛とは何か、愛の為に生きるとは何か、遠藤さん自身のイエス像を元に書かれた、繊細な文章だと思います。悲しみにいつも寄り添ってくれる、そんな本です。

Posted by ブクログ

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