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死海のほとり 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2010/09/25 |
| JAN | 9784101123189 |

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死海のほとり
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商品レビュー
3.9
58件のお客様レビュー
私はクリスチャンでは…
私はクリスチャンではないけれども最後まで引き込まれました。読み物としては重たい余韻が残りますが、日本人とキリスト教をテーマに宗教色の強い読み物ですが変な偏見や独断がなく、読者に問いかけ感じさせるところが面白い。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
クリスチャン2世で今は教会に行くこともやめてしまった「私」が学友とイスラエルをめぐる話と、イエスと出会った人々の物語が交互に進んでいく。そのなかで遠藤周作的な「永遠の同伴者」イエスの姿が浮かび上がってくる…という構成。イエスは全く奇跡を起こすことができず迫害されるみじめで駄目な人間、しかし愛をもって弱者に寄り添い苦しみを分かち合った人間として書かれている。 正直な感想としては、遠藤周作のイエスはそういった個人的なイメージありきで聖書のごく限られた描写を拾って都合よく解釈しすぎているように思える。現代編の方で学友の聖書学者戸田や行き会った牧師との会話で多少は聖書学の知識がありますよ、自分のイエスのイメージが研究や信仰の本筋からかなり外れていることは分かっていますよ、ということをさりげなく書いているが、それにしても…という感じ。そんなにみじめななんにもできない情けないイエスだったのなら、なぜ後に、実際のイエスが人々の記憶にある時代に神格化されたのかという点が全く分からなくなる(その点は、作中で戸田も指摘しているが)。とにかく奇跡をのちの装飾として全否定しているが、現代でもアフリカなんかでは実際に神父が悪霊を追い払ったりしているし、古代でもそれくらいはあったのではないか、と思うのである。まあ小説だから、と言われればそれまでなのだが…。
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宗教というものを信じていない分、共感出来ない部分は多かったがそれを抜きにしても面白かった。 誰もが持つ弱さや狡さとしっかりと向きあい 咀嚼していく。 そんな生き方をしていきたいものです。
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