商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社/集英社 |
発売年月日 | 2007/02/03 |
JAN | 9784087813722 |
- 書籍
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鈍感力
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鈍感力
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商品レビュー
3
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時には鈍く受け止めて流すことも大事なのだ。
鈍感であることは、必ずしもマイナスではない。人から投げかけられる言葉、外の環境から与えられる刺激、その全てに敏感に反応していては身が持たない。時には鈍く受け止めて流すことも大事なのだ。
zxc
かれこれ15年前に話題になった本だったなぁと読んでみた。 んー勝手に私が思っていたのとは違った。かなり男性よりの見方で…今の時代では、当時のような反響は起きなかったのではないかな? せっかく読んだので参考になったところは素直に受け入れてみたいと思います。
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「鈍さ」こそ、生きていくことの源になる才能 【感想】 筆者が考える鈍感力について、17の章で論説する。鈍感力を発揮するいろいろな事例についてのエッセイ。読んで分かるのは、「どうしたら鈍感力が身につくか」ということではなく、「どのような場面で鈍感さが大切になるのか」ということ。...
「鈍さ」こそ、生きていくことの源になる才能 【感想】 筆者が考える鈍感力について、17の章で論説する。鈍感力を発揮するいろいろな事例についてのエッセイ。読んで分かるのは、「どうしたら鈍感力が身につくか」ということではなく、「どのような場面で鈍感さが大切になるのか」ということ。日々、神経質に生きている中で、手に取って読めば、どうしたら鈍感であれるか、ということを考えるきっかけになる。鈍感力について著者のなかで練り上げられているコンセプトあるわけではないので、読みながら自分にとっての鈍感力を考えていくといいと思う。 著者は女性を特別視している。文庫版の序説で、鈍感力を身に着ける方法として「おおらかなお母さまに育ててもらうこと」と説く。女性は男性よりも鈍感力があり、「母としての愛」は、男性や出産を経験していない女性には持ちえないものだという。「出産を経験している女性とそうでない女性では、鈍感力が決定的に違う」というこの論説は、今の時代では言いにくいものであり、過去の本だが新鮮に感じた。 本書を読んで考えたのは、「鈍感力」というコンセプトが流行するということは、問題が起きても、当人にとって本質的に、生命や社会生活に甚大の影響の与えるような事態は、めったに起こり得ないのだな、感じた。「敏感」であることよりも、「鈍い」ほうが、心地よく生きていくにあたって、都合がいいなぁと感じているから、この本が100万部も売れるのだろう。 私も、もっと、防御的に、自己中心的に、生きてもいいのかもしれない。情報過多で刺激が多すぎる現代においては、周りの感情や要望を敏感に感じ取る力よりも、自分が大切にしていること、大事にしたいことをじっくり推し進めていく鈍さも養いたい。10代から20代前半にかけては、周りの要望を感じ取る、推し量って動く敏感さばかりを磨いてばかりきたような気がする。
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