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まぼろしの白馬 新版 岩波少年文庫142
792円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2007/01/16 |
JAN | 9784001141429 |
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まぼろしの白馬 新版
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まぼろしの白馬 新版
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商品レビュー
4.4
13件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
美しいイギリスのロマンティック・ファンタジー。 マリアが引き取られたお城には不思議なことが起きる。老牧師から自分の先祖と敵対する黒い男たちの因縁を聴き、マリアは自分が問題を解決しようとする。 洋服や小物、動物たち、また部屋や服などのディテールが素敵に描かれていてロマンティックな雰囲気を出している。先祖の話から大人たちの秘密まで、13歳のマリアは正しく受け止め、時には勇気を発揮してきちんと意見する。カッコよいヒロインである。
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小学生の頃に出会って本好きになったの、まさかこの本?いやピアス? 記憶があいまいだけれど、この本も自然や動物、個性的な仲間たちが登場しまくりで楽しい。
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『まぼろしの白馬』 推理小説・冒険小説・幻想小説・恋愛小説の要素もあり、人間のいいものに焦点をあてた話です。ストーリはロンドンで育った13歳の少女が孤児になって、デヴォンあたりの田舎の城でくらすことになって「おひめさま」になるんだけど、その責任も負うという話です。 動物も...
『まぼろしの白馬』 推理小説・冒険小説・幻想小説・恋愛小説の要素もあり、人間のいいものに焦点をあてた話です。ストーリはロンドンで育った13歳の少女が孤児になって、デヴォンあたりの田舎の城でくらすことになって「おひめさま」になるんだけど、その責任も負うという話です。 動物もかわいいし、人間もそれぞれ事情をかかえているけど、基本的によい人間で、そこに幻想がくわわる。舞台は田舎ではでな出来事はないけれど、そこに住む人間のこまかい描写はとてもいいです。 原題はA Little White Horseで1946年の出版、アガサクリスティーが代表作を書き終わったあと、ムーミンの一巻がでた年のようです。著者はウェールズの神学者の娘で、劇も書いたエリザベス・グージです。 タイトルは地味だけど、この本をとても好きなひとがいるようで、ハリー・ポッターをかいたローリングスもほんとうに好きみたいだ(I absolutely adored……と英語版の表紙に書いている) 映画化もされていて「ムーンプリンセス」とかいう題である。 いいことばを原文からひろってみた。 There's nothing like protecting someone more frightened than one is oneself, she thought, to make one feel as brave as a lion.(ライオンのように勇敢になるには、自分よりおびえているだれかを守ることにまさるものはない。) All the best things are seen first of all at a far distance. (いちばいよいものは遠くからはじめてみたものです。)
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