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悪と暴力の倫理学 叢書 倫理学のフロンティア18
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悪と暴力の倫理学 叢書 倫理学のフロンティア18

熊野純彦, 麻生博之【編】

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悪と暴力の倫理学 叢書 倫理学のフロンティア18

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ナカニシヤ出版/ナカニシヤ出版
発売年月日 2006/12/28
JAN 9784779500985

悪と暴力の倫理学

¥2,640

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2008/11/09

12ぐらいの論文が収められている。ひとつひとつが短いので読みやすくて良かった。抽象的なものから、具体的なものまで。マルチチュード、帝国、正議論、グローバリズム、親鸞、家庭内暴力、生命倫理、水俣、レヴィナスと「悪と暴力」について、いろんな断面が見られて楽しめたし、考えさせられた。や...

12ぐらいの論文が収められている。ひとつひとつが短いので読みやすくて良かった。抽象的なものから、具体的なものまで。マルチチュード、帝国、正議論、グローバリズム、親鸞、家庭内暴力、生命倫理、水俣、レヴィナスと「悪と暴力」について、いろんな断面が見られて楽しめたし、考えさせられた。やはり、いちばん気になったのは不妊治療の結果起こりやすくなる多胎妊娠のことで、その場合に減数治療を行うことはどうなの?ということ。これは、もちろん遺伝子差別ともつながってくる問題なのだろうけれど、どうなんだろう。もちろん、本人の意志を尊重すばいいことなのだろうけれど、周囲に殺人者呼ばわりされたりとか、出産のために治療を受けて思ってもみない堕胎するなんてと思う。インフォームドコンセントで説明するのかもしれないけれど、やっぱりどう考えても大変だ。ちょっともう少し関連本を読んでみたいと思った。

Posted by ブクログ

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