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巨船ベラス・レトラス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋/文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2007/03/15 |
| JAN | 9784163256900 |
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巨船ベラス・レトラス
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商品レビュー
4.1
21件のお客様レビュー
「大いなる助走」よりもしっかりと文学論であった。 いろいろあって最後の最後に「オイディプス王」の文士劇から始まるシーンは読み応えがあった。 初めて聞いた言葉「ミーム」を調べると、Wikipediaに、 リチャード・ドーキンスという動物行動学者が1976年に著した「利己的な遺伝子」...
「大いなる助走」よりもしっかりと文学論であった。 いろいろあって最後の最後に「オイディプス王」の文士劇から始まるシーンは読み応えがあった。 初めて聞いた言葉「ミーム」を調べると、Wikipediaに、 リチャード・ドーキンスという動物行動学者が1976年に著した「利己的な遺伝子」で使った言葉で「脳内に保存され、他の脳へ複製可能な情報」例えば「習慣、技能、物語といった社会的、文化的な情報」ということで、いくらスクロールしてもおわりにならないほど長く長く説明されていた。 文学も過去のすべての模伝子を引き継いでいるというのだ。自分の読書もその流れの一部をなしていると思えば面白い。
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「小説」がテーマのメタフィクションもの。登場人物、彼らが書く作品の中の登場人物、本作を書く筒井康隆が出てくる重層的な世界観が面白かった。登場人物を通して筒井さんの考え方や最近の文学界に対して思うことが表れていたり、登場人物たちに文学論を戦わせていたりして読みごたえもある。最後の...
「小説」がテーマのメタフィクションもの。登場人物、彼らが書く作品の中の登場人物、本作を書く筒井康隆が出てくる重層的な世界観が面白かった。登場人物を通して筒井さんの考え方や最近の文学界に対して思うことが表れていたり、登場人物たちに文学論を戦わせていたりして読みごたえもある。最後の方にある私怨のぶちまけっぷりも潔くて楽しく読めた。全体を通して筒井節を堪能できる一冊。
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怒りのエネルギーが衰えていないのは流石す。 適度な掘り下げ方で、物足りないといえば確かにそうかも、だけど、それは衰えなのか、狙いなのか。
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