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水滸伝(五) 玄武の章 集英社文庫
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水滸伝(五) 玄武の章 集英社文庫

北方謙三(著者)

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水滸伝(五) 玄武の章 集英社文庫

935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/集英社
発売年月日 2007/02/19
JAN 9784087461244

水滸伝(五)

¥935

商品レビュー

4.4

85件のお客様レビュー

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2026/03/11

この巻は序盤での極めて重要な事が起こる読み応えのある章だ。 まずは何と言っても二竜山の楊志暗殺。楊志は晁蓋、宋江に次ぐ頭領の資質がある英雄と期待され、済仁美を妻とし楊令を子として幸せに暮らしていた。その楊志暗殺を青蓮寺が画策し、馬桂を使って実行する。150人を動員して攻撃してきた...

この巻は序盤での極めて重要な事が起こる読み応えのある章だ。 まずは何と言っても二竜山の楊志暗殺。楊志は晁蓋、宋江に次ぐ頭領の資質がある英雄と期待され、済仁美を妻とし楊令を子として幸せに暮らしていた。その楊志暗殺を青蓮寺が画策し、馬桂を使って実行する。150人を動員して攻撃してきた王和の軍に対し何と楊志は100人を倒して非業の死を遂げた。それと並行して青蓮寺は二竜山と桃花山を攻撃するが、何とか耐え抜き石秀と周通が戦死する。 次のビッグイベントは女真族に捕らえられ牢獄にいた魯智深を鄧飛が救い出す。魯智深は左腕を失い、その腕を林冲と喰い魯達と名を変える。 旅を続けていた宋江一行は江州で一万の兵に包囲されるが武松、李逵は宋江を守り抜く。宋江救出のために晁蓋自らが兵を率いて出陣するが、中でも味方の想定さえも上回る'豹子頭'林冲の疾風迅雷の活躍が痛快すぎる。

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2026/03/02

水滸伝の原作とこの北方謙三先生の水滸伝は、登場人物や時代背景は同じだがかなり違う話になっているらしい。原作はこちらより熱いのだろうか? 順調に見えていた梁山泊側の拡大もここで初めての大きな危機を迎える。前半では宋江の足取りが青蓮寺に掴まれ官軍に包囲される。後半では梁山泊に力を与...

水滸伝の原作とこの北方謙三先生の水滸伝は、登場人物や時代背景は同じだがかなり違う話になっているらしい。原作はこちらより熱いのだろうか? 順調に見えていた梁山泊側の拡大もここで初めての大きな危機を迎える。前半では宋江の足取りが青蓮寺に掴まれ官軍に包囲される。後半では梁山泊に力を与え続けていた楊志とそしてニ竜山と桃華山に官軍が迫る。 合間には北へ向かったきり消息を絶っていた魯智深の行方も。 5巻では楊志が多く描かれるが、北方先生の描写がまた素晴らしい。 P128 楊志が、またやさしかった。男らしく、やさしかった。 難しい言葉はない。なのになぜこんなにもその優しさと男らしさが深く伝わってくるのか。 6巻が楽しみです。

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2026/02/27

南にいる宋江一人にまさかの二万の軍勢が襲いかかり、二竜山の楊志には青蓮寺の手が…スリル満点の第5巻、後半は激動の展開。 あらためて、宋江の人柄を考えると、武力もなく口が上手い訳でも無く、ただ強い志と誠実さを持って潜天行道の書を書いただけ、というなんとも頼りない主人公。けれどもこの...

南にいる宋江一人にまさかの二万の軍勢が襲いかかり、二竜山の楊志には青蓮寺の手が…スリル満点の第5巻、後半は激動の展開。 あらためて、宋江の人柄を考えると、武力もなく口が上手い訳でも無く、ただ強い志と誠実さを持って潜天行道の書を書いただけ、というなんとも頼りない主人公。けれどもこの主人公があらゆる人に好かれ慕われるという物語はとても気持ちがいい読書感をもたらしてくれる。口が上手いだけの煽動者が脚光を浴びる現実へのアンチテーゼに思えます。

Posted by ブクログ