商品詳細
| 内容紹介 | 老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。――建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評価を得て、数多くの受賞歴を誇るロングセラーが待望の文庫化。痛快で新しい冒険シリーズが今始まる! |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 2007/03/28 |
| JAN | 9784101302720 |
- 書籍
- 文庫
精霊の守り人
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精霊の守り人
¥825
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商品レビュー
4.3
856件のお客様レビュー
味わい深い作品
美しく、骨太のファンタジーである。ファンタジーに先入観を持つ人にこそ読んでいただきたい。丁寧に作りこまれた世界と、それぞれの運命を背負う人々が生み出す物語に、惹き付けられること間違いなし。
abtm
世界観の作り込みが見事で、異世界でありながら人々の暮らしや文化が自然に伝わってくる。設定を説明されている感覚がなく、物語の中で少しずつ世界が広がっていくのが心地よかった。 バルサはもちろん魅力的だが、特に印象に残ったのはチャグムの成長。守られるだけの皇子ではなく、自分で考え、少...
世界観の作り込みが見事で、異世界でありながら人々の暮らしや文化が自然に伝わってくる。設定を説明されている感覚がなく、物語の中で少しずつ世界が広がっていくのが心地よかった。 バルサはもちろん魅力的だが、特に印象に残ったのはチャグムの成長。守られるだけの皇子ではなく、自分で考え、少しずつ強くなっていく姿に引き込まれた。 登場人物の掘り下げも過不足なく、それぞれに役割や人間味が感じられる。無理に驚かせる展開やストレスを感じる場面が少なく、安心して物語に没頭できたのも好印象。 ナユグの幻想的な描写は鮮やかで美しく、映像ではどのように表現されているのか見てみたくなった。 派手な仕掛けよりも、丁寧な世界観と人間ドラマを楽しめる王道ファンタジー。読後感も爽やかで、続編も読んでみたいと思える一冊だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まず読んだ印象として、児童文学という先入観をいい意味で裏切られた。 世界観は丁寧に作り込まれているのに難しさはなく、物語へ自然と引き込まれていく。 バルサは圧倒的な強さを持ちながらも、人を思いやる優しさや覚悟が魅力的で、まさに理想の主人公。 彼女とチャグムが旅を通して少しずつ信頼を深めていく姿には胸を打たれた。 神話や伝承が物語に違和感なく溶け込んでおり、まるで本当に存在する国の歴史を読んでいるような没入感がある。 アクションの迫力と人間ドラマの温かさが絶妙なバランスで描かれた、王道でありながら色褪せない名作ファンタジー。 シリーズの始まりとして完成度が高く、この先の物語もぜひ追いかけたくなった。
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