商品詳細
| 内容紹介 | 老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。――建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評価を得て、数多くの受賞歴を誇るロングセラーが待望の文庫化。痛快で新しい冒険シリーズが今始まる! |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
| 発売年月日 | 2007/03/28 |
| JAN | 9784101302720 |
- 書籍
- 文庫
精霊の守り人
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精霊の守り人
¥693
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商品レビュー
4.3
829件のお客様レビュー
味わい深い作品
美しく、骨太のファンタジーである。ファンタジーに先入観を持つ人にこそ読んでいただきたい。丁寧に作りこまれた世界と、それぞれの運命を背負う人々が生み出す物語に、惹き付けられること間違いなし。
abtm
バルサとチャグム、タンダの生き生きとしたキャラクターが、ナユグとサグの間で、精霊の卵を守り、それを付け狙う怪物との戦いを繰り広げる!
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上橋菜穂子氏の不朽の長編名作。 女用心棒凄腕の短槍使いのバルサと怪異に取り憑かれた第二皇太子チャグムの物語。 児童文学として位置づけられているが、内容はとてつもなく重厚で大人の方がハマるのではないかというレベル。 上橋菜穂子氏特有の民族的な風習や造語、地理や政治体系などがかな...
上橋菜穂子氏の不朽の長編名作。 女用心棒凄腕の短槍使いのバルサと怪異に取り憑かれた第二皇太子チャグムの物語。 児童文学として位置づけられているが、内容はとてつもなく重厚で大人の方がハマるのではないかというレベル。 上橋菜穂子氏特有の民族的な風習や造語、地理や政治体系などがかなり緻密で、ファンタジーでありながらもこんな場所が、こんな国が今もどこかに存在するのではないかと感じるほど。 それでいてやり過ぎ感を全く感じないリアリティのあるファンタジー要素が噛み合って、子どもも大人も楽しめる作品になっていると思います。 巻を進める事に様々な国、登場人物の過去や成長、政治的駆け引き等も複雑になっていき、常に目が離せないのが長編としても魅力的。 アニメや漫画で見る視覚的なファンタジーももちろん素敵ですが、本で読むファンタジー、ひいては上橋作品のファンタジーはその圧倒的情報量で想像力を駆り立てて来ます。 簡易的で視覚的な娯楽が多い現代でこそ、上橋菜穂子氏のファンタジーを是非楽しんで頂けると一ファンとして嬉しいです。バルサ最高!!
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