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株価暴落 文春文庫
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株価暴落 文春文庫

池井戸潤【著】

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株価暴落 文春文庫

803

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/文藝春秋
発売年月日 2007/03/08
JAN 9784167728014

株価暴落

¥803

商品レビュー

3.6

254件のお客様レビュー

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2025/11/27

自身がバンカーであった池井戸潤ならではの作品。半沢直樹のようなドラマチックな要素よりも銀行の本質に関わる話がメインになっている。 経営が危ぶまれている巨大企業に追加融資をするべきかどうか。厳正な審査の結果、支援によって業績アップが見込まれ回収できそうだという場合は小説のネタにもな...

自身がバンカーであった池井戸潤ならではの作品。半沢直樹のようなドラマチックな要素よりも銀行の本質に関わる話がメインになっている。 経営が危ぶまれている巨大企業に追加融資をするべきかどうか。厳正な審査の結果、支援によって業績アップが見込まれ回収できそうだという場合は小説のネタにもならない。審査の結果問題があるにも関わらず、融資をしないことによって更に業績が悪化し、そのために銀行自身が持つ株価の評価損が出たり、貸倒引当金を積み増ししたりしなければならず銀行の業績に影響が出るため巨額融資を実行するという"組織の理論"の是非が本作の主旨です。 銀行に限らず組織防衛のために本来の組織(企業)の役割を見失うというのはよくある話。人はとかく自分の所属する組織を守ろうとするのは人類のDNAに刻まれた防衛本能のせいだろうか。

Posted by ブクログ

2025/11/16

金融ミステリーという題材で、全体通してテンポよく進んだ もっとも犯人の動機という部分で物足りなさを感じた

Posted by ブクログ

2025/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

白水銀行審査部調査役(多分上席)の銀行員が主人公の話。融資先の業績が悪化しているスーパー(多分モデルはダイエー)への融資について、追加融資をすべきと主張するライバルと、融資を打ち切るべきという主人公の行内対決に、融資先のスーパーへの爆破テロをからめた話。普通に面白い。

Posted by ブクログ