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下流志向 学ばない子どもたち働かない若者たち
1,540円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/講談社 |
発売年月日 | 2007/01/30 |
JAN | 9784062138277 |
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下流志向
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商品レビュー
3.8
147件のお客様レビュー
学びからの逃走、労働からの逃走 完全に親や子どもに問題があることを指摘している でもこれって、戦後わざと仕向けられたことのような気がしてしょうがない なんでも被害者ヅラしていていい訳ではないんだけど読んでいてしんどくなった 消費主体、労働主体、という言葉で表現されているけ...
学びからの逃走、労働からの逃走 完全に親や子どもに問題があることを指摘している でもこれって、戦後わざと仕向けられたことのような気がしてしょうがない なんでも被害者ヅラしていていい訳ではないんだけど読んでいてしんどくなった 消費主体、労働主体、という言葉で表現されているけど 確かに世の中、消費者と生産者しかいなくて、それは理解していたつもりだったから 常に自分が客だと思って偉そうにしているより、ないところから何かを生み出すことの方が尊くてかつ、楽しいという実感はあるし、評論家みたいになりたくない 確かに今どきは子どもでもほとんどが常にジャッジする側のような気がする 家事労働などで承認された幼少期がないとそうなってしまうと書いてあった 換金性の高いものに飛びつきやすい(学問や学部でさえ)とか、待てない、100年後に形になるような仕事は失われていく、とかは本当だなーと思って、昔の日本人は違ったんだなとしみじみ 個人的には 最後の質疑応答の部分で救われた ニートに関しては正当なお金がもらえない(自分に対する評価ぎ低い)からニートになると書いていてそこまでは??と思ったけど ニートをバサバサ切り捨てる感じではなく、日本という環境がこうなればよくなるということもさし示してくれてたし、日本や日本人に対してただダメ出しばかりする人ではないんだとわかり、最後は著者の事が好きになった でもやっぱり本のサブタイトルと、下向きの矢印が↓いやで、好きになれなくて⭐︎4にしました
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この本が出版されたのは2007年、私が大学4年生だったころ。「微分・積分って何の役に立つん?」などと言いまくっていた私にとって耳の痛い話でした。消費主体として自己を確立した私たちの世代は、確かに学び=苦行であり、学校の先生をジャッジする側にあると思っていました。それはサービスを受ける側として当然の主張だと、信じて疑うこともなく。 学びを放棄したツケは今の私に降りかかっていると考えれば、この本の論理は非常に納得できるものです。私が無用だと自己決定したことに対する保証は、現在の私が負っている。自分は変化することを勘定に入れていなかったのは完全なる私の落ち度です(当時の私にお告げに行きたい気分!)。会社を辞めると〝自己決定”したあの時も同じ。私には無時間モデルが通底しているのだなぁと思わされます。 出版から15年ほど経った今は、当時に比べてより悪い状況にあると考えざるを得ません。今私ができることは、これから将来のために学ぶこと。そして、わが子に労働への参与を促すことなのかな。マネー教育もしっかりせねばと思っていたけれど、この世の尺度=お金とならないようにしなければなと強く思わされました。
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ある日の講演を質疑応答含めまとめた本。まあちょっと難しい表現もあるが、考え方としてわかるのではないか。この時点でも日本人の教養の低下が言われているが、いまはもっとひどいことになっているだろう。
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