商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2007/04/12 |
| JAN | 9784062756938 |
- 書籍
- 文庫
ブラフマンの埋葬
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ブラフマンの埋葬
¥660
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商品レビュー
3.7
289件のお客様レビュー
静かで美しい物語
夏のある日に出会った、「僕」と「ブラフマン」。人間と、小さな生き物の日常を淡々と綴りながら、ゆっくりと「終わり」へと近づいてゆく物語。著者の、優しさと毒をあわせもつ持ち味が生きた、静かで美しい物語だ。
abtm
一つ一つの風景が淡い印象で キレイに流れていく感じでした。 その中でも娘の登場が何となく色が濃く 何かありそうな気配でした。 最後の結末で、全体の淡い色が 強め絵の具で、塗られたような、、。 でも、ホルンの音と、レースのおくるみが また、淡い色に戻してくれた。 小川先生の作品は、...
一つ一つの風景が淡い印象で キレイに流れていく感じでした。 その中でも娘の登場が何となく色が濃く 何かありそうな気配でした。 最後の結末で、全体の淡い色が 強め絵の具で、塗られたような、、。 でも、ホルンの音と、レースのおくるみが また、淡い色に戻してくれた。 小川先生の作品は、2冊目ですが 本当に後から、ジワジワと残ります。
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美しく、そして悲しい物語だ。 森、泉、果てしなく広がる草原。これ以上ない大自然の中に「創作者の家」があり、あらゆる芸術家がそこを訪れては楽器を演奏し、小説を書き、編み物をしては帰って行く。「僕」はそこに住み込みで創作者達のお世話係をしている。ある日、母親からはぐれて傷ついた動物が...
美しく、そして悲しい物語だ。 森、泉、果てしなく広がる草原。これ以上ない大自然の中に「創作者の家」があり、あらゆる芸術家がそこを訪れては楽器を演奏し、小説を書き、編み物をしては帰って行く。「僕」はそこに住み込みで創作者達のお世話係をしている。ある日、母親からはぐれて傷ついた動物が迷い込んできたのを保護し、「ブラフマン」と名付けた。そこからが僕とブラフマンの濃密な生活の始まり。僕はこよなくブラフマンを愛し、かわいがり、ブラフマンは僕を慕い甘える。寝る時は存在を確かめるように尻尾を絡め、姿が見えないと不安がる。もう可愛くて仕方がない。犬とおんなじ。でも犬じゃないんですよね。犬のように賢いけど水かきがあって水に潜れる。足が短く尻尾が太く長い‥なんだろう。最後までわからない。わからないからいいのかも。 ブラフマンはいたずらっ子で家の中をめちゃくちゃにする。僕が説教をするとき、ブラフマンは目をそらさない。僕が言葉を発するとき、目が合っていなければ、その言葉は宙をさまよって、どこにもたどり着けない、と信じている。ブラフマンの目をできるだけ長く見つめていたくて、僕はいつまでも喋っている。‥わかる〜!人間の言葉を理解しようと努める犬の顔って本当に愛おしいですからね。犬じゃないけど。 二人の関係が深ければ深いほど悲しみは増す。だってタイトルからすでにブラフマンは死ぬんだって知らされているんだから。こういうのってずるいですよね。
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