商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
発売年月日 | 2006/07/10 |
JAN | 9784480422484 |
- 書籍
- 文庫
誠実な詐欺師
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誠実な詐欺師
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商品レビュー
3.9
49件のお客様レビュー
人はみな周りの人に影響されながら生きている。芸術家のアンナ、過剰に誠実さを求めるカトリ、それぞれ強烈な個性を持つふたりもまた、ともに過ごすうちに揺らぎ、崩れ、変わっていく。犬もまたしかり(そしてマッツだけは変わらない)。 春の訪れは決して穏やかで喜ばしいだけではないと教えてくれ...
人はみな周りの人に影響されながら生きている。芸術家のアンナ、過剰に誠実さを求めるカトリ、それぞれ強烈な個性を持つふたりもまた、ともに過ごすうちに揺らぎ、崩れ、変わっていく。犬もまたしかり(そしてマッツだけは変わらない)。 春の訪れは決して穏やかで喜ばしいだけではないと教えてくれる作品。
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読みやすい。すべての登場人物は著者人身のことを語っているのではないか。つまり誠実な詐欺師も船の設計をする弟も、ひとりの人間の中で生まれている葛藤なのでは無いかということ。兎……犬に食われた。犬……黄色い目の犬は野良犬へなった。もう主従関係は必要ないのだ。兎は、分からない。
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開始: 2024/2/13 終了: 2024/2/15 感想 どこまでも誠実であろうとする。他人にも、数字にも。仕事に対して真っ直ぐの敬意を払う。だけどそれは冷たく見える。血は通っているのに。
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