商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 福音館書店/福音館書店 |
発売年月日 | 2004/01/29 |
JAN | 9784834006322 |
- 書籍
- 児童書
鹿よおれの兄弟よ
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鹿よおれの兄弟よ
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商品レビュー
3.6
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これは!なんと贅沢な絵本! 樺太で幼少期を過ごした神沢利子が、自然そのものと生きる北方民族を書いた文章に、ロシア人芸術家である画家パヴリーシンが絵を付けた生命への讃歌。 鹿を狩る民族は、鹿の命で自分たちが生きているからこそ鹿への感謝と敬意を忘れない。狩り、食べることは力関係ではな...
これは!なんと贅沢な絵本! 樺太で幼少期を過ごした神沢利子が、自然そのものと生きる北方民族を書いた文章に、ロシア人芸術家である画家パヴリーシンが絵を付けた生命への讃歌。 鹿を狩る民族は、鹿の命で自分たちが生きているからこそ鹿への感謝と敬意を忘れない。狩り、食べることは力関係ではなく、生命は支え合っているのだ。 シベリアの森で生まれたおれたちは代々猟師をしている 鹿を狩り、鹿の肉で家族を養い、鹿の皮や腱で作った服を着る 鹿の肉はおれの血となり肉となる。だからおれは鹿なんだ ありがとう、鹿よ、おれの兄弟よ お前の魂は森に帰った おれたちはお前のくれた物で生きていく
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くまの子ウーフでもお馴染みの神沢さんが、シベリアで生きる猟師を書いた作品。 鹿を単なる獲物、狩りを単なる食料確保と考えておらず、鹿への畏敬の念が見える気がする。鹿のおかげで自分も、家族も生かされているみたいな。
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