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ちぐはぐな身体 ファッションって何? ちくま文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2005/01/10 |
| JAN | 9784480420428 |
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ちぐはぐな身体
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商品レビュー
3.9
72件のお客様レビュー
反骨の精神を体現する川久保玲さんと山本ヨウジのことを知りたくて読んだ。 触れられている分量はそれほど多くなかったが、ファッションで表現されるもの、将来に備えない形としての袖の長い服(すぐに手を出せない)。今を生きるための服、としての表現だという解釈については面白かった
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ファッションとは、身体感覚を統一させるもの?なのかな。 「着るもので自分を表現する!」という意識が弱く、「オーバーサイズは嫌いだからまず除外」程度の好悪でしか服選びが出来ない身としては刺激的な本でした。 女性は身体変化が続いていく性別だから異性装くらいで自己が揺らがないけれど、男性は耐性がないから異性装で揺らぎやすい…というのにびっくり。 現代は男性も耐性ある人増えてきたと思いますが。歌舞伎や舞台役者、V系という一部の人はずっとこうだったと思うけど、もっと広がってきた(同列にしていいかわからんけど、歌舞伎もV系も「女形」なんですよねぇ) そういえばこの頃って「モテ服」という概念はなかった気がする。 いつ出てきたんや… 30年前くらいの発行なので、現代の「悪目立ちしたくない」に傾いてると思う若い人たちのファッション傾向は、どう捉えられているのか気になりました。 ハイブランドとファストファッションの2極化はもの凄く進んでるとは思います。 というか、ヨウジヤマモトってモードかと思ってました…… コムデギャルソンは「アラサーちゃん」で観てた。漫画版の方、ギャルソン着てる子は170cmあったし高価な服だと知ってたので“媚びない服”なんだなぁと思った思い出。
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哲学的にファッションを解釈することで、一見奇妙にしか見えない奇抜なデザインやカルチャーを別の視点から解説している。 自分の姿は本質的には自分の目では見えず、身体の触覚や他人の評価でしか認識することはできない。そこで、ファッションとしての衣服はそれを補完するツールとして有効である...
哲学的にファッションを解釈することで、一見奇妙にしか見えない奇抜なデザインやカルチャーを別の視点から解説している。 自分の姿は本質的には自分の目では見えず、身体の触覚や他人の評価でしか認識することはできない。そこで、ファッションとしての衣服はそれを補完するツールとして有効である。 奇抜なファッションをしている人に対して興味が出てくるし、見かけることが今後楽しみになってくる。
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