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中島敦全集(2) ちくま文庫
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中島敦全集(2) ちくま文庫

中島敦【著】

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中島敦全集(2) ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介 内容:南島譚.環礁.わが西遊記.古俗.過去帳. 日記・書簡
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1993/03/25
JAN 9784480027528

中島敦全集(2)

¥1,320

商品レビュー

4.1

9件のお客様レビュー

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2025/06/09

パラオを舞台にした小説群、西遊記の沙悟浄を主人公にした「わが西遊記」などの小説と、日記や書簡が収められている。パラオを舞台にしたものはどれも中島自身の南洋諸島での単身赴任体験をもとにして書いているっぽいのだが、悪妻から逃げて駆け落ちする男、そしてその悪妻の暴れっぷりを描く「夫婦」...

パラオを舞台にした小説群、西遊記の沙悟浄を主人公にした「わが西遊記」などの小説と、日記や書簡が収められている。パラオを舞台にしたものはどれも中島自身の南洋諸島での単身赴任体験をもとにして書いているっぽいのだが、悪妻から逃げて駆け落ちする男、そしてその悪妻の暴れっぷりを描く「夫婦」が面白かった。あと、書簡が妻や子供への愛に溢れていて、彼が早逝したことを思うと切なくなる。

Posted by ブクログ

2024/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『西遊記』関連で、「悟浄出世」「悟浄歎異」を読んだ(『荘子』『列子』などのの引用がいっぱいある)。けっこう実存主義だなと思った。それから「盈虚」「牛人」は春秋時代もので、どす黒い人間が書かれている。『山月記』などもそうだが、中島敦は案外「怖い」作家なのかもしれないと思った。

Posted by ブクログ

2022/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

悟浄出世 悟浄が教えをこう妖怪たちの思想の下敷きが分かればより面白いのだろうが、生憎、教養~…… 「我」に疑問を抱き、それを知るため多くの妖怪のもとを訪ね歩くも、それが「執念深く自己の幸福を探していた」ことに気付き、失敗を恐れず試みようという想いに至る、これだけでも爽やかな気持ちになれる。 悟浄嘆異 悟浄が悟空を中心に三蔵一行を誉めちぎる。 面映ゆい…… 出世に対して一人称なのもあるかもしれないがだいぶ読みやすい。 日記 パラオ滞在中の日記。 現地で購入した石鹸で体を洗ったら魚臭くなって難儀した、というようなことも書かれていて面白い。 手紙 ・昭和11年、関西では男の日傘が流行っていた(敦的にはかっこ悪い)。 ・宿の朝は番茶と梅干しの時代、長崎ではコーヒーとゆで卵。 ・南洋からたかさんへのお手紙、家族の夕食の席でその日の出来事を話して聞かせるようであったかいな。

Posted by ブクログ