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不滅 集英社文庫
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不滅 集英社文庫

ミラン・クンデラ(著者), 菅野昭正(訳者)

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不滅 集英社文庫

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 1999/10/25
JAN 9784087603699

商品レビュー

4.1

23件のお客様レビュー

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2010/05/28

チェコの作家クンデラ…

チェコの作家クンデラの代表作です。アニェスと愛に貪欲な妹ローラ、文豪ゲーテと恋人ベッティーナ等、さまざまな女性たちが時空を超えて往きかい、存在の不滅、魂の永遠性を奏でる愛の物語です。文学的価値は高いと思います。クンデラの作品の中で一番好きです。

文庫OFF

2023/11/28

とりあえず一読。 安易に整理をつけようとすると、作者から嗤われそう。 もう何周か読んできちんと書きたい。

Posted by ブクログ

2023/03/29

まさに自由奔放 時間は真っ直ぐ進まなく、現実/虚構の区別も曖昧。 けれども、それぞれの「エピソード」が、複数の主題と結びついていき、壮大な人生の小説となる。 ■「不滅」「顔」「イメージ」 2020年代現在、当時よりもより一層、(一般市民の)私たちにとって身近に潜むテーマなのでは...

まさに自由奔放 時間は真っ直ぐ進まなく、現実/虚構の区別も曖昧。 けれども、それぞれの「エピソード」が、複数の主題と結びついていき、壮大な人生の小説となる。 ■「不滅」「顔」「イメージ」 2020年代現在、当時よりもより一層、(一般市民の)私たちにとって身近に潜むテーマなのではないか。 私たちは片手一つに収まる電脳世界の中で、ほぼ四六時中イメージの生成に勤しんでいるし、さらにそれを不滅の世界にいとも簡単に残せてしまう。 そして、あまりにも多い顔たち……。 ■アニュスが意図もせず、死によって他者の中にあるイメージを強く刺戟したことを考えると、 きっと私たちは不滅にならざるを得ないのだと思う。殊に現在……。 ■私たちは定められた主題に沿って、生きている。喜劇的な存在である。 主題と関係がないエピソードは積み重なっていくが、これは謂わば地雷みたいなもので、何かの折に強く私の気持ちを揺さぶる可能性がある。 ■記憶は映画的ではなく、写真的である。

Posted by ブクログ

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