商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 1999/10/25 |
JAN | 9784087603699 |
- 書籍
- 文庫
不滅
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不滅
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商品レビュー
4.1
23件のお客様レビュー
チェコの作家クンデラ…
チェコの作家クンデラの代表作です。アニェスと愛に貪欲な妹ローラ、文豪ゲーテと恋人ベッティーナ等、さまざまな女性たちが時空を超えて往きかい、存在の不滅、魂の永遠性を奏でる愛の物語です。文学的価値は高いと思います。クンデラの作品の中で一番好きです。
文庫OFF
とりあえず一読。 安易に整理をつけようとすると、作者から嗤われそう。 もう何周か読んできちんと書きたい。
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まさに自由奔放 時間は真っ直ぐ進まなく、現実/虚構の区別も曖昧。 けれども、それぞれの「エピソード」が、複数の主題と結びついていき、壮大な人生の小説となる。 ■「不滅」「顔」「イメージ」 2020年代現在、当時よりもより一層、(一般市民の)私たちにとって身近に潜むテーマなのでは...
まさに自由奔放 時間は真っ直ぐ進まなく、現実/虚構の区別も曖昧。 けれども、それぞれの「エピソード」が、複数の主題と結びついていき、壮大な人生の小説となる。 ■「不滅」「顔」「イメージ」 2020年代現在、当時よりもより一層、(一般市民の)私たちにとって身近に潜むテーマなのではないか。 私たちは片手一つに収まる電脳世界の中で、ほぼ四六時中イメージの生成に勤しんでいるし、さらにそれを不滅の世界にいとも簡単に残せてしまう。 そして、あまりにも多い顔たち……。 ■アニュスが意図もせず、死によって他者の中にあるイメージを強く刺戟したことを考えると、 きっと私たちは不滅にならざるを得ないのだと思う。殊に現在……。 ■私たちは定められた主題に沿って、生きている。喜劇的な存在である。 主題と関係がないエピソードは積み重なっていくが、これは謂わば地雷みたいなもので、何かの折に強く私の気持ちを揺さぶる可能性がある。 ■記憶は映画的ではなく、写真的である。
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