商品詳細
内容紹介 | 長引く戦争で、国力の尽きつつある日本。そんな中、ロシア帝国のバルチック大艦隊が日本海に姿を現す。国家の命運を背負って戦艦三笠を先頭に迎撃に向かう連合艦隊。国家の命運を賭けた大海戦の火蓋が今切られる。明治を生きた「日本人」の生き様が語りかける感動の完結編!司馬遼太郎、渾身の壮大な物語であり、国民的文学ともいえる作品です。 |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1999/02/09 |
JAN | 9784167105839 |
- 書籍
- 文庫
坂の上の雲 新装版(八)
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坂の上の雲 新装版(八)
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4.5
234件のお客様レビュー
全八巻ついに完結です…
全八巻ついに完結です。長いあとがきも必読です。全巻を読んだあとに横須賀に戦艦三笠を見に行きましたが、艦橋に立って感動に浸りました。
文庫OFF
全巻読破しました! 日露戦争の様子が細かく描かれていて、戦争の結果は知っていても先が気になってしまう筆運びは見事でした。最終的には日本は「勝った」となりましたが、一つ一つの戦いや戦況は決して楽観できない壮絶なもので、よく勝てたなぁと思わずにはいられません。 作品では多くの軍人が登...
全巻読破しました! 日露戦争の様子が細かく描かれていて、戦争の結果は知っていても先が気になってしまう筆運びは見事でした。最終的には日本は「勝った」となりましたが、一つ一つの戦いや戦況は決して楽観できない壮絶なもので、よく勝てたなぁと思わずにはいられません。 作品では多くの軍人が登場しましたが、一番心に残ったのは児玉源太郎です。役職を落としてまで陸軍へ参加し、軍の命令指示系統を冒してまで苦戦を強いられていた旅順攻撃を指揮しながらも、元の司令官である乃木に花を持たせる心配りは爽快でした。
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実は司馬遼太郎作品はこれが始めてでした。 学校の教科書では、東郷平八郎ひきいる日本海軍がバルチック艦隊に勝利した。くらいしか書いてなかった記憶があり、少年だった私も遠い昔の出来事として何も印象に残っていなかった。 日露戦争を全般的に書かれているので、陸軍の二百三高地の激戦やその他...
実は司馬遼太郎作品はこれが始めてでした。 学校の教科書では、東郷平八郎ひきいる日本海軍がバルチック艦隊に勝利した。くらいしか書いてなかった記憶があり、少年だった私も遠い昔の出来事として何も印象に残っていなかった。 日露戦争を全般的に書かれているので、陸軍の二百三高地の激戦やその他の戦いもあります。 作者の並々ならね膨大な取材に基づいた海戦、陸戦の細かい描写に頭が下がります。 当時の日本の国力を考えればロシアに勝つなんて奇跡でしたが、日露戦争になぜ勝てたのか、ロシアはなぜ負けのかが理解出来ました。そして大東亜戦争になぜ負けたのかも。最終巻に作者の解説があり、作者の思いが伝わりました。 でもロシアって昔から変わってないんだなとつくづく思う。
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