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ペルセポリス(2) マルジ、故郷に帰る
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ペルセポリス(2) マルジ、故郷に帰る

マルジャンサトラピ(著者), 園田恵子(訳者)

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ペルセポリス(2) マルジ、故郷に帰る

1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 バジリコ
発売年月日 2005/06/28
JAN 9784901784665

ペルセポリス(2)

¥1,650

商品レビュー

3.9

32件のお客様レビュー

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2025/01/10

 イランの生活、伝統、文化、戦争など、普段は関心の領域に入ってこない情報満載で、とても興味深く読んだ。イランでかなり裕福な家庭に生まれたマルジュの半生を描いた漫画で、素朴なイラストと語りで、彼女の生育環境とイスラム革命、政府の抑圧、留学先オーストリアでの成長と挫折、帰国後の抑圧と...

 イランの生活、伝統、文化、戦争など、普段は関心の領域に入ってこない情報満載で、とても興味深く読んだ。イランでかなり裕福な家庭に生まれたマルジュの半生を描いた漫画で、素朴なイラストと語りで、彼女の生育環境とイスラム革命、政府の抑圧、留学先オーストリアでの成長と挫折、帰国後の抑圧と鬱屈が語られる。イラクのクェート侵攻は、イスラム圏在住者によるとこんなふうに見えるのだと、改めて認識させられた

Posted by ブクログ

2024/05/16

マンガだからかろうじて読了したけど、活字本なら確実に中途リタイアだった、ってことでこの評価。プロの漫画を日常的に楽しんでいる目で、素人のそれを見せられたら、さすがにやっぱり大変です。

Posted by ブクログ

2023/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「おませ」だったなマルジの、ヤングアダルト以降の物語。 前編に続き後編でもそのぶっ飛び具合のアクセルを緩めることがないマルジです。大学生になりパーティー、麻薬、恋愛と傷心、そしてイラクへの帰国。またパーティ三昧(当局のをかいくぐる)、そして結婚と離婚。 これが本当にイスラム革命後のイランでのことかと思うと本当に魂消ます。 というよりです。むしろ人の内実はそれほど文化によっても変わらないのかもしれないなあと。勿論、マルジのケースはかの国では大いに例外ではあるとは思います。でも彼女の「こじらせ」具合ってのは、なんというか、若気の至り的な失敗に見えるのです。ある意味若者あるある的な。 でもマルジのいいところを自身を客観視できていること。運命論や神の御業とか言い出さないし、自分の非を認めているところが人間として尊敬できるところです。 だからこそ、本作品は一層人を勇気づける力があるのではないか、と思います。 ・・・ 戦争があっても、宗教の締め付けがきつくても、人種差別があっても、離婚しても、それでも前向きに生きることが出来る。そんなメッセージを勝手に受け取りました。 勿論周囲のサポート(含む金銭的)に恵まれたからこそ、再出発も切れるのかもしれません。それでもなお、逆境を笑顔で切り抜けるしたたかさと強さ、そしてユーモアには脱帽でありました。 ちょっと落ち込んだ時とかに、おすすめしたくなる本です。

Posted by ブクログ

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