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リルケ詩集 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2005/01/01 |
| JAN | 9784102175026 |
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リルケ詩集
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リルケ詩集
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商品レビュー
4.1
23件のお客様レビュー
リルケの詩集『形象集』にある「厳粛な時」に深く惹かれました。 見つめてくる死者の視線にサバイバーズギルトのようなぞっとする深みを感じます。 12歳の冬から死を「救い」と感じる影を抱えつつも、今日を生きるため意識して光の方を向く私にとって、割り切れぬ問いのままであることこそがリアル...
リルケの詩集『形象集』にある「厳粛な時」に深く惹かれました。 見つめてくる死者の視線にサバイバーズギルトのようなぞっとする深みを感じます。 12歳の冬から死を「救い」と感じる影を抱えつつも、今日を生きるため意識して光の方を向く私にとって、割り切れぬ問いのままであることこそがリアルなのだと思います。
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リルケの詩集ですね。 ライナー・マリア・リルケ(1875~1926) ドイツの新ロマン主義の詩人。 訳は、富士川英郎さん(1909~2003、東京生まれ) ドイツ文学者、比較文学者。 あとがきに『本書には「時禱集」以後の詩のうちから特にリルケ的な特徴の著しいものを選んだが、それ...
リルケの詩集ですね。 ライナー・マリア・リルケ(1875~1926) ドイツの新ロマン主義の詩人。 訳は、富士川英郎さん(1909~2003、東京生まれ) ドイツ文学者、比較文学者。 あとがきに『本書には「時禱集」以後の詩のうちから特にリルケ的な特徴の著しいものを選んだが、それは、紙数の関係でやむをえなかったという事情もあるけれども、主としてそれによってリルケの詩のもつ独自な風格を鮮かに浮かびだせようとする意図にでたものである。』と、語られています。 「或る四月から」 ふたたび森が薫る ただよいのぼる雲雀の群は われわれの肩に重かった空を引きあげ 木の枝を透かしてはまだ虚ろな日が見られたのにー 永い雨の午後ののち 金色の日に照らされた 新しい時がよみがえる それを恐れて逃げながら 遠い家々の前面で すべての傷ついた窓が 小心にその扉をはためかす それからあたりはひっそりとして 雨さえいっそうかすかに 静かに暮れてゆく岩の光に降りそそぎ すべての物音は若枝の かがやく蕾のなかへもぐりこむ 「海の歌」 カプリ・ピッコラ・マリーナ 大海の太古からの息吹き 夜の海風 お前は誰に向かって吹いてくるのでもない このような夜ふけに目覚めている者は どんなにしてもお前に 堪えていなければならないのだ 大海の太古からの息吹き それはただ古い巌のために 吹いてくるかと思われる はるか遠くからただひろがりだけを 吹きつけながら おお 崖のうえで 月光を浴びながら ゆれ動く一本の無花果の樹が なんとお前を感じていることだろう 「呼吸よ 眼に見えない詩よ」 呼吸よ 眼に見えない詩よ 絶えず私自身の存在と引き換えに 純粋に交換された世界空間 その中で 私がリズミカルに生まれでる対重よ ただ一つの波よ 私は それが次第に集まって海になったもの あらゆる可能な海のうちで最も倹ましい海よ! 空間の獲得よ 空間の中のどんな多くのこれらの箇所が 既に私の内部にあったことだろう 多くの風は まるで私の息子のようだ お前は私を知っているだろうか 大気よ 嘗て私の場所にまだみちみちているものよ 嘗ては私の言葉のなめらかな樹皮であり 丸みであり 葉であったものよ 瑞々しい自然と人間の融合を高らかに詠え挙げて、溢れかえるロマンを感じさせます。 富士川英郎さんの訳も良いですね♪
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海外の詩人を読むならおすすめということでチョイス。『形象集』と『新詩集』にそれぞれある「読書する人」など気になる詩もチラホラとあった。 「最後にやっと彼は面をあげた 下の書物のなかに とどまっているものを 自分の高さに拾いあげながら。 そして彼の眼は 外部のものを受け取るとい...
海外の詩人を読むならおすすめということでチョイス。『形象集』と『新詩集』にそれぞれある「読書する人」など気になる詩もチラホラとあった。 「最後にやっと彼は面をあげた 下の書物のなかに とどまっているものを 自分の高さに拾いあげながら。 そして彼の眼は 外部のものを受け取るというよりは 与えながら そこに出来上がっていた豊かな世界に突きあたっていたのだった」 『オフフォイスへのソネット』など。全体的に読みやすくて歌詞のような雰囲気のものが多い。
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