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箱根の坂 新装版(中) 講談社文庫
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箱根の坂 新装版(中) 講談社文庫

司馬遼太郎(著者)

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箱根の坂 新装版(中) 講談社文庫

902

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2004/06/14
JAN 9784062748025

箱根の坂 新装版(中)

¥902

商品レビュー

3.7

18件のお客様レビュー

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2010/05/28

武略家になりつつも、…

武略家になりつつも、庶民の生活を常に考える早雲の生き方に感銘!

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2010/05/28

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守護の没落や混乱で早雲の活躍の場が用意されていく。戦国時代初期、日本の色んな所で同じ様なことが起こっていたのだろうなあ。

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1巻であまり動きが無かったので続きは読まないかなと思っていたのですが、箱根の坂を歩くことになり、思い出したので読んでみました。 毒にも薬にもならないとか言われつつも、早雲いいやつ。良いリーダー。こんな人の下で働きたい。変化に強いし。 外に対しては本音と建前の使い分けが上手。礼節...

1巻であまり動きが無かったので続きは読まないかなと思っていたのですが、箱根の坂を歩くことになり、思い出したので読んでみました。 毒にも薬にもならないとか言われつつも、早雲いいやつ。良いリーダー。こんな人の下で働きたい。変化に強いし。 外に対しては本音と建前の使い分けが上手。礼節を教える家系の貴族出身だからこそ余計に。 にしても高齢なのには驚いた。2巻の前半で45歳。もう寿命じゃない?と思いつつ、これから活躍なんて。 ずっと権力争いをされるとはらはらして疲れるので、慣れればこれはこれで良い塩梅じゃない?なんて都合の良いことを思う。 司馬遼太郎は平安鎌倉の作品が少なくて、室町後期くらいからが多いのは、それまでの政治は平民のためのものではなく、貴族の権力争いだったから、と書いていたこれが理由なのかもしれない。 ルネサンスのイタリアでも、権力を奪うために他国を引き入れ、侵略されることになり、ローマは略奪され、政治的には大失敗であった。こういう考えをする人はどの国でもいるのですね。 米不足の昨今、政府の減反政策が批判されておりますが、そもそも田んぼで小麦や大麦と二毛作していたのなら畑を田んぼに戻すこともできるのでは? 水を引いたりするのが大変なのでそう簡単ではないと思うけれど、理論的にはいける気がする。 偉そうに言えないけれど。 ナショナルジオグラフィックも、1950年代くらいまでの日本人は機械ではなく人間の手と力で土地を開墾し、稲を植えていた、と写真を載せていました。 百姓とは百の仕事をする者と言う。 鉄の農具があったとしても、人間の力で土地を開墾するなんて、なんて逞しいんだろう。 いかに米が大切であったか、というくだりが好き。いかに戦ったか、よりもずっと。 ただ、農耕民族というのはやはり侵略戦争と切り離せないわけで。土地を広げるほど豊かになるという考えがあるから、馬鹿みたいかもしれないけらど、貨幣経済の交易だって大切。 自給自足は不可能だという前提でみんな生きていけたらいいのに。 不作に対応するために作物の多様性も大切なので、種をとる、ことが誰にでもできる平和活動かもしれない。

Posted by ブクログ