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箱根の坂 新装版(中) 講談社文庫

司馬遼太郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2004/06/14
JAN 9784062748025

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商品レビュー

3.7

15件のお客様レビュー

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2010/05/28

武略家になりつつも、…

武略家になりつつも、庶民の生活を常に考える早雲の生き方に感銘!

文庫OFF

2010/05/28

守護の没落や混乱で早…

守護の没落や混乱で早雲の活躍の場が用意されていく。戦国時代初期、日本の色んな所で同じ様なことが起こっていたのだろうなあ。

文庫OFF

2023/10/02

本作品は昭和57年6月から翌58年12月まで『読売新聞』に連載された。司馬の歴史小説としては、最後期の作品になる。北条早雲の生涯は、特に前半生について良く分かっていないことが多く、諸説が認められるようだが、本作では当時の研究を反映させた"新説北条早雲"といった...

本作品は昭和57年6月から翌58年12月まで『読売新聞』に連載された。司馬の歴史小説としては、最後期の作品になる。北条早雲の生涯は、特に前半生について良く分かっていないことが多く、諸説が認められるようだが、本作では当時の研究を反映させた"新説北条早雲"といった趣がある。ただあとがきで作者が付記しているように、想像で補っている部分も多々あるし、史実を曲げない範囲で、独創的な解釈も試みている。史実を追うだけでは小説にならないから、そこに歴史作家としての力量が問われるのだろう。その点、本作はNHK大河ドラマの候補に挙げたいほどの面白さがある。 中巻からいよいよ早雲が駿河に下る。かの地で孤立する"妹"北川殿とその子、竜王丸の危急を救わんがためである。従者をひとりも持たない早雲は、かねてよりの盟友・田原郷の荒木兵庫と山中小次郎に駿河への下向の供を求める。のちに大道寺太郎、更に伊勢で勇士三人が加わった計六人と早雲は、伊勢で神水を酌み交わし、同士の誓いをする。三国志の桃園の誓いもさもありなん。いよいよ早雲の一代事業が始まる。

Posted by ブクログ

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