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確率的発想法 数学を日常に活かす NHKブックス991
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確率的発想法 数学を日常に活かす NHKブックス991

小島寛之(著者)

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確率的発想法 数学を日常に活かす NHKブックス991

1,012

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会
発売年月日 2004/02/26
JAN 9784140019917

確率的発想法

¥1,012

商品レビュー

3.6

21件のお客様レビュー

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2019/01/02

後半は筆者の社会的思想に色濃く移っていくが、これほど分かりやすいベイズ推定の説明を読んだことがない。

Posted by ブクログ

2018/11/12

タイトルからは想像できなかったが、これは経済学の入門書。確率の考え方を使って、経済学における問題のとらえ方をやさしめ(やさしくではない。。)解説している。言葉だけでは解説しきれず、確率で使われる記号を用いて説明しているので、数字アレルギーがある人には少しきついが、そうでない人は、...

タイトルからは想像できなかったが、これは経済学の入門書。確率の考え方を使って、経済学における問題のとらえ方をやさしめ(やさしくではない。。)解説している。言葉だけでは解説しきれず、確率で使われる記号を用いて説明しているので、数字アレルギーがある人には少しきついが、そうでない人は、是非一読すべし。新たな発想が得られることと思う。 [private] 以下注目点 第3章 リスクの商い P.84 ・デリバティブの普及した高度金融社会とは、高い金を出す気があるなら誰でもたいていのリスクを他人に渡すことが出来る社会、そう規定することができます。もちろんこのことが、わたしたちに便宜をもたらしている面は否定しません。しかし、いろいろな問題点もあります。それは、「知らないうちにいつのまにかリスクを背負わされている」という危険性です。 第4章 環境のリスクと生命の期待値 P.101 ・自己責任論が成立するためには、3つの前提が必要なことを確認しなければなりません。  1. ルールの公平性  2. 効用の完全知  3. 個人の情報と知識によって参加を回避できる。 P.105 ・宇沢が試算したのは、「仮に自動車がなかったとしたら、市民が享受できたであろうものを、自動車が存在する中で回復するには、どのくらいの費用が必要となるか」、そういう計算です。 第5章フランク・ナイトの暗闘 P.126 ・9・11テロの直前に何者かが株式市場で大量の空売りをしたことがわかっています。これは所有していない株を売っておいて、世界中で株が暴落した後に買い戻し、大儲けした例で、テロを事前に知っていた人物ではないか、と疑われています。 第6章 ぼくがそれを知っていると、君は知らない P.154 ・各人すべてが知っていることであっても、それは集団の知ではないかもしれないのです。このことはある意味では、「公共」というものが「個人を総合したもの」とは、本質的に異なるかもしれないことを暗示している、といってもいいでしょう。 第7章 無知のヴェール P. 161 ・平等は、人類全体にもたらされる厚生の総量を減少させる悪効果を持つことにもなるのです。 第8章 経験から学び、経験にだまされる  P.203 ・市場社会における知識の不備を認め、推測の不完全性を認め、個人的な論理が過誤をおかしている可能性を認めるならば、むしろ私有されない環境が存在することこそが、人々を最適行動に導く道を拓く、そういえるのです。 P.206 ・わたしたちは、学校という場所で、この社会の仕組みを知り、法の意義を知り、さまざまな人生の危機から脱出するすべを知ります。学校が大切なのは、そのような知識を与えてくれるからではありません。そのようなことを知る機会があるのも分からない未成年のときに、そのような知識が得られる、ということが大切なのです。 その結果、「学校に行かなかったことが損失」ということも理解出来なくなる可能性がある。 終章 そうであったかもしれない世界 P.220 ・「人は過去をも最適化したいと思っているし、またそうあるべきだ」という論点 [/private]

Posted by ブクログ

2018/11/05

フィッシャーの統計的推定は大数の法則を利用した「イカニモ」な確率、一方、ベイズ推定は主観確率、逆確率。 第4章で中西準子の環境リスク論に触れ、単純なリスクの数量化を需要の価格弾力性の観点から批判している。しかもタイムリーに原発のリスクの話まで出てくるが、低価格に生まれた需要を過...

フィッシャーの統計的推定は大数の法則を利用した「イカニモ」な確率、一方、ベイズ推定は主観確率、逆確率。 第4章で中西準子の環境リスク論に触れ、単純なリスクの数量化を需要の価格弾力性の観点から批判している。しかもタイムリーに原発のリスクの話まで出てくるが、低価格に生まれた需要を過剰消費としか見ていないのは疑問。まさに、その増えた電力消費に経済的な価値があると思うのだが。 第5章はナイトの不確実性。 ・リスク=オッズは分かっていて結果が分からないだけ ・不確実性=オッズすら分からない状態 更に言えば現実世界ではどんなステイトがあるのかすら分からないことの方が多いだろう。リスクと不確実性は大違い。ヒトが不確実性を避けるので、エルスバーグ・パラドックスのような、確率を足して1にならない事態が起きる。 コモン・ノレッジや無知のヴェールにつては面白く読んだが消化し切れていない。しかし終章の、「そうであったかもしれない世界」論、「過去の最適化」「過誤に対する支払い」はすっと腹に落ちる。少し感動すらした。この考え方によれば、施し的な発想によらず社会保障がなりたつだろう。

Posted by ブクログ