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図解雑学 サルトル 図解雑学シリーズ

1,540円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ナツメ社 |
発売年月日 | 2003/08/28 |
JAN | 9784816335464 |
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図解雑学 サルトル
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図解雑学 サルトル
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
サルトルは最初は人間に対して冷めた目で見た「嘔吐」や「壁」を発表するが、戦争で捕虜として捕らえられたという原体験を通じて、次第に知識人は政治動向に対して発信しなければならないという思想になり、一時は左翼思想に傾倒するも、スターリン主義とは一線を画し距離を置くようになる。またハイデ...
サルトルは最初は人間に対して冷めた目で見た「嘔吐」や「壁」を発表するが、戦争で捕虜として捕らえられたという原体験を通じて、次第に知識人は政治動向に対して発信しなければならないという思想になり、一時は左翼思想に傾倒するも、スターリン主義とは一線を画し距離を置くようになる。またハイデガーの「存在と時間」に影響を受けて独自の思想で書き換えた「存在と無」を発表する。 そして最後の知識人と言われた彼の葬儀には5万人の民衆が参列した。 カミュも同様人生の不条理を主題にした作品を描くが、カミュが社会主義国ソ連の強制収容所の問題を批判しサルトルと意見がぶつかった際、サルトルは自身の雑誌で強制収容所の問題も無視しておらず、資本主義国も植民地支配という暴力を行っている。サルトルは、カミュがまるで自分だけは歴史の外で、高みから暴力を批判しているように見える点を批判した。人間は、否応なく歴史の中にいるのであり、人間は否応なく世界と変わっている存在である、と。
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水中の哲学者にサルトルが出てきたので読んでみた。人物としてはまぁまぁ無茶苦茶だが、哲学者としては今の時代にもピッタリな問いを考えていたようで非常に面白い。サルトル著作の「実存主義とは何か」をちゃんと読んでみたい
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NHKの100分de名著で、サルトルに興味を持ち、まず手始めにこの本を読んでみました。 自分には難しい内容でしたが、共感できる内容も多くありました。 たとえば、ユダヤ人差別について、「「差別」というものは、まず「誰か」がいて、その後でその人への差別が生まれる、と考えられている。...
NHKの100分de名著で、サルトルに興味を持ち、まず手始めにこの本を読んでみました。 自分には難しい内容でしたが、共感できる内容も多くありました。 たとえば、ユダヤ人差別について、「「差別」というものは、まず「誰か」がいて、その後でその人への差別が生まれる、と考えられている。サルトルは逆で、まず差別があり、その対象として差別される誰かが後から作られるのだ。」「そして、サルトルは、ユダヤ人差別を含む差別は、差別する人間の不安に原因がある」と述べています。 現代社会でも様々な差別が存在しています。結局、これらの差別は、差別する人間の不安が解消しなければなくならない、と思います。しかしながら、この不安を完全に無くすことは難しいでしょう。
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