- 書籍
- 文庫
翔ぶが如く 新装版(二)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
翔ぶが如く 新装版(二)
¥726
在庫なし
商品レビュー
3.6
50件のお客様レビュー
外遊から帰った大久保…
外遊から帰った大久保は征韓論を潰しにかかる。幕末の混迷期と同様に権謀術策の限りを尽くす。西郷対大久保。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
会議の事前準備を各々の視点で描いた本作。プロローグ的な役割を持っており続きが非常に気になる終わり方だった。 征韓派の西郷と反征韓派の大久保、伊藤という対比構造。 誠心のみ持ち合わせてる西郷と、根回しに次ぐ根回しという大久保達の違いが面白かった。いかに西郷くらい優秀であっても、維新後を想像せず、外に目を向けないとここまで愚かに見えるのかと感じた。自分も外の世界を見ようと考えさせられた。、
Posted by
情熱によって成立した明治政府であったが、その後の政治進行にはそれぞれの思惑、思想、そして人間性が背景にあるのだということがよくわかる。政治は所詮人間が生み出していくもの。英雄と考えられている西郷隆盛も一人の弱さを抱えた人間なのだ。 司馬遼太郎、独特の理屈っぽい語りなのだが、なぜか...
情熱によって成立した明治政府であったが、その後の政治進行にはそれぞれの思惑、思想、そして人間性が背景にあるのだということがよくわかる。政治は所詮人間が生み出していくもの。英雄と考えられている西郷隆盛も一人の弱さを抱えた人間なのだ。 司馬遼太郎、独特の理屈っぽい語りなのだが、なぜか惹きつけられる。
Posted by