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愛のゆくえ ハヤカワepi文庫
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愛のゆくえ ハヤカワepi文庫

リチャード・ブローティガン(著者), 青木日出夫(訳者)

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愛のゆくえ ハヤカワepi文庫

946

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2002/08/31
JAN 9784151200212

愛のゆくえ

¥946

商品レビュー

3.6

48件のお客様レビュー

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2010/05/28

あまりにも美しい自分…

あまりにも美しい自分の肉体に嫌悪を抱いている彼女とわたしの奇妙なラヴストーリー。とてもやさしいファンタジーです。クリスマスに、彼女にプレゼントするにはぴったりの本かもしれない。でも、その底には作者の現代文明への嫌悪が込められてもいます。

文庫OFF

2010/05/28

最初に思ったことは、…

最初に思ったことは、タイトルをこれにして良かったよねということ。もしも原題そのままのタイトルだったら、この本を手に取ることはなかったかもしれません。表現に困るくらいとても不思議な空気を持った恋愛ものだと思います。

文庫OFF

2024/10/03

 自分の書いた本を持ち込んで来る人たちのために、その本を登録し、好きな棚に置くことができる図書館。主人公はひょんなことからそんな特別な図書館の図書館員となり、一日24時間、一週7日間、三年ものあいだ、外に出ることなく、本を持って訪ねてくる人を待ち受けている。  初めはファンタジ...

 自分の書いた本を持ち込んで来る人たちのために、その本を登録し、好きな棚に置くことができる図書館。主人公はひょんなことからそんな特別な図書館の図書館員となり、一日24時間、一週7日間、三年ものあいだ、外に出ることなく、本を持って訪ねてくる人を待ち受けている。  初めはファンタジーのような内容かと思って読み進めていたのだが、そうではなかった。  あるとき、美しく抜群のスタイルの女性ヴァイダが、人を不幸にしてしまう自分の体のことを書いた本を持って図書館に来た。二人は恋に落ち、愛し合う。そのうち彼女は妊娠してしまい、相談の上堕胎することに決める。友人の助けを借りて、中絶のため、二人はメキシコのティファナに行くことになった、というのが大体のストーリー。  戻って来た彼は、思わぬことから図書館員の仕事を失うことになってしまう。ヴァイダは大学に戻ることになりそうだが、果たして彼はうまく生活していくことができるのだろうか。一見ハッピーエンドのようではあるが、今であれば ”ひきこもり” と言われそうな彼、社会に適応していくことは何だか難しそうだ。そんな感じがして仕方がない。  翻訳だから原文もそうなのかは分からないが、一文一文は短くてテンポ良く読める。時々挟まれる一見?な譬喩が印象的。

Posted by ブクログ

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