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波止場日記 労働と思索
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波止場日記 労働と思索

エリック・ホッファー(著者), 田中淳(訳者)

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波止場日記 労働と思索

3,080円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 2002/08/23
JAN 9784622051398

波止場日記

¥3,080

商品レビュー

4.2

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みんなの感想まとめ
  • 波止場労働
  • 思索日記
  • 逆説的人間観察
  • 老荘思想影響
  • 静かな生き方
  • 自然な日常観
  • 内省的格言
  • 大衆批判の視点
  • 労働の喜び
  • 自由な孤独

思索と労働が融合した日常を描いたこの作品は、著者の生き方そのものが魅力的です。名声を追わず、沖仲仕としての質素な生活を選んだホッファーは、静かに働き、静かに考える姿勢を貫きます。彼の思想には、西洋の枠を超えた老荘思想や禅の影響が感じられ、逆説的な人間観察が心に響きます。成功や成長を求める社会とは対照的に、穏やかな生き方を提案する彼の視点は、多くの読者に新たな気づきを与えるでしょう。日記形式の中には、内省的な格言や、時には大衆への批判も見受けられますが、全体としては清々しい労働の喜びが感じられ、潔い生き方が自然に日常に溶け込んでいます。ホッファーの思索は、孤独と向き合いながらも、自由であり続ける姿勢を教えてくれます。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/07/20

名声を得ても知識人の世界には入らず、沖仲仕を続け、質素な生活を送りながら思索を続けたエリック・ホッファーの日記。 思想の内容そのものというより、ホッファー自身の生き方がとにかく格好いい。 ホッファーは西洋思想の人だが、ときどき老荘思想や禅に通じるような空気を感じる瞬間がある。何...

名声を得ても知識人の世界には入らず、沖仲仕を続け、質素な生活を送りながら思索を続けたエリック・ホッファーの日記。 思想の内容そのものというより、ホッファー自身の生き方がとにかく格好いい。 ホッファーは西洋思想の人だが、ときどき老荘思想や禅に通じるような空気を感じる瞬間がある。何ものにも縛られず、静かに働き、静かに考え、必要以上を求めない。 成功や成長をひたすら求める社会よりも、少し退屈で、少し停滞していて、何者にもならなくていい社会のほうが、人間は穏やかに生きられるのではないか。そんな逆説的な人間観察も印象的だった。

Posted by ブクログ

2013/11/01

この本の叙述は、力強く簡明なスタイルに貫かれている。日記の冒頭では、ほぼ決まって、船名、その国籍、労働時間、その内容と感想を置いて、日記は綴られていく。1日1日と進めていく日記の内容とそのスタイルの反復が、アメリカ人である彼のこのうえない自信と、「知識人」と対置された「大衆」の人...

この本の叙述は、力強く簡明なスタイルに貫かれている。日記の冒頭では、ほぼ決まって、船名、その国籍、労働時間、その内容と感想を置いて、日記は綴られていく。1日1日と進めていく日記の内容とそのスタイルの反復が、アメリカ人である彼のこのうえない自信と、「知識人」と対置された「大衆」の人々への信頼(言い換えればアメリカという個の自負と自由への信頼)の言葉を強めて読み手につたえる。日記の内容は多岐にわたる。「知識人」と「大衆」のふたつの思索を軸に、アメリカやソ連・東欧諸国を中心とした各国の情勢や人種問題など、あまたにのぼるが、「書物の世界と世界という書物」を見聞していく日々が、徐々に積み上げられていくに従い、彼の思索の底流から「変化」というキーワードが浮かび上がってくる。この日記は、知識人たちが操作、支配、搾取する、その「理論的思考や観念操作の思考回路」に大衆の側面から「実用的知性」を導入して「その知識と器用さ」(実用的知性とは何ぞや?)に対する確信を取り戻そうとしてはじまった。そして「変化」という言葉にぶつかるにあたって、彼はこの日記の達成を得たと締めくくる。それぞれの思索を真摯に記録していき、ひとつの形をなしていくこの日記は、一見その地味な思考の歩みが、肉体労働と禁欲的な彼のライフスタイルと相まって、何か美しく素朴な思考の肉声をつたえて、こちらの胸を打つ。

Posted by ブクログ

2012/08/24

アメリカで沖仲士として労働のかたわら思索・文筆に励んだ思想家エリック・ホッファーの日記。1958年。 荒川洋治の『日記をつける』に紹介されてたと思う。 ホッファーは知識人に関心があるとしながらも、自らをそういったマイノリティではなくあくまでも一般大衆とみてる。支配階級への反発、...

アメリカで沖仲士として労働のかたわら思索・文筆に励んだ思想家エリック・ホッファーの日記。1958年。 荒川洋治の『日記をつける』に紹介されてたと思う。 ホッファーは知識人に関心があるとしながらも、自らをそういったマイノリティではなくあくまでも一般大衆とみてる。支配階級への反発、そしてその思想を地でいくような生活に好感がもてる。発展途上の思索の過程、そのラフな質感が日記ならでは。 ところで日記なので文章が内省的なのは仕方ない。当時のアメリカの様子はちっともだから、彼の言わんとするところをつかめないのは多々。 しかし、「普通の人間の潜在的創造能力に、創造の過程一般に関心があり」と彼が書いているように、創造に関する記述はとても興味深かった。

Posted by ブクログ

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