商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2001/04/10 |
| JAN | 9784121600042 |
- 書籍
- 新書
悲しき熱帯(1)
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悲しき熱帯(1)
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商品レビュー
3.8
57件のお客様レビュー
最後の3章を除いてはイ部族に関する直接的な記述はなく、世の中に頒布されている旅行記はワザと野性的な描写で飾られている紛い物であることや、ヨーロッパでは自国の歴史を大切にしているのに対しインディアンは奪われたことや、ナチス政権下ユダヤ人であった彼のアメリカへの煩雑な渡航等々が描かれ...
最後の3章を除いてはイ部族に関する直接的な記述はなく、世の中に頒布されている旅行記はワザと野性的な描写で飾られている紛い物であることや、ヨーロッパでは自国の歴史を大切にしているのに対しインディアンは奪われたことや、ナチス政権下ユダヤ人であった彼のアメリカへの煩雑な渡航等々が描かれていた 途中のインド?かどこか砂漠の後進国において、カースト制度のもてなしを受けた彼が、上下関係は従属者にも安心感を齎すことを指摘していてフロムを感じた、どっちが先?そんなに特筆すべきような斬新なことでもないか ときたまにくる自然への描写がそこいらの小説よりも鮮やかで魅入ってしまった 後半の3章はずっと焦らされていたからカタルシスを感じながら読んでいた 部族が白人の騎士道やカースト制度を稚拙ながらも真似して、自らの生理的なものを嫌悪し、動物と区別をつけるために塗装をし、胎児や嬰児を殺しているさまは文化相対主義を唱えている本でありながらやっぱり小学生らしい節操のない感情の表れのように思えてしまったな 文化の基盤がなければ僕もそうなっていて、知能的な面より先祖の恩恵であることはわあるんだけど それにしてもこういう野生的なものにふれることによって、自分の人生が相対的に安心感に満ちた素晴らしいものだと実感することが出来る すごく誤読しているような気がするけど、また数年後、宗教と構造主義と文化人類学の知識を補充してから読み直すだろうから気軽に読む 本格的に現地調査に赴くであろう2巻が楽しみ
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建築家と会話していて話題にのぼり、手に取った。人類分類学の本は初めて読む。紀行文のような形をとっていて、人類分類学という学問そのものの学術書ではないように思うが…。 読みにくいかと思いきや、意外とスイスイと読めた。 なによりも、日本語の翻訳が美しい。散文詩を読んでいるような気分で...
建築家と会話していて話題にのぼり、手に取った。人類分類学の本は初めて読む。紀行文のような形をとっていて、人類分類学という学問そのものの学術書ではないように思うが…。 読みにくいかと思いきや、意外とスイスイと読めた。 なによりも、日本語の翻訳が美しい。散文詩を読んでいるような気分で、メモしておきたい文章がたくさん。(原文のフランス語もきっと流麗なのだろうと想像される。) そうそう、私も同じ感覚を持っている、と膝を打ち、本に付箋を貼っていた部分を書き記しておく。 【以下、引用】 「私は自分の残りの人生のすべてが、同じ授業の繰り返しのうちに終わるかもしれない、ということを感じ取って慄然とした。ところで、私の精神は、一種の不具ともいえる特殊な性格を示していて、同一の対象の上に二度集中することがむずかしいのである。」 (75ページ) 「夜が昼にとって代わる、決まりきっていながら予見できない、その過程の全体ほど神秘的なものはあるまい。そのしるしは、突然空の中に覚束なさと苦悩を伴って現われる。夜の湧出が、様々な形の中からこの掛替えのない機会のために選び取る形を、誰も予測できないであろう。理解できない錬金術によって、各々の色は、その補色への変身を遂げて行くのだが、これがもしパレットの上だったら、同じことをするのに、どうしてももう一つ、絵具チューブを開けなければならないだろう。しかし、夜にとっては、色の混合には境界がない。というのも、夜は偽りの見世物の幕を上げようとしているのだから。夜は、薔薇色から緑色へと移って行く。だがそれは、幾つかの雲が強烈な赤色に染まり、そのことによって確かに薔薇色だった空を緑色に見せかけて私が注意しなかったからなのである。。もっとも、初めの薔薇色は、私が気付かなかった新しい色の、度を越した鋭い力に抗しきれなかったくらい蒼ざめた色合をしていたし、金色から赤への移行は、薔薇色から緑色への移行に比べたら意外さの度合が少なかった。だから夜は、 まるで人を欺くように忍び込んで来るのである。」(105ページ)
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レヴィ=ストロースの圧倒的な描写力・表現力には驚かされたが、正直文章が頭に入ってこない。 何が言いたいのか、、、単に頭の中にあったことを文字に書き起こしただけで誰かに読ませようとしている気がしなかった。 終盤になるにつれてやっと原住民の生活様式に関する記述が出てきて面白くなりそう...
レヴィ=ストロースの圧倒的な描写力・表現力には驚かされたが、正直文章が頭に入ってこない。 何が言いたいのか、、、単に頭の中にあったことを文字に書き起こしただけで誰かに読ませようとしている気がしなかった。 終盤になるにつれてやっと原住民の生活様式に関する記述が出てきて面白くなりそうだったところで1巻が終わってしまった。とにかく読み通すのが大変な一冊だった。
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