1,800円以上の注文で送料無料
殺人者の顔 創元推理文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-14-07

殺人者の顔 創元推理文庫

ヘニング・マンケル(著者), 柳沢由実子(訳者)

追加する に追加する

殺人者の顔 創元推理文庫

1,430円

獲得ポイント13P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2001/01/26
JAN 9784488209025

殺人者の顔

¥1,430

商品レビュー

3.6

78件のお客様レビュー

レビューを投稿

みんなの感想まとめ
  • 殺人事件
  • 中年刑事
  • 雪の早朝
  • 外国人排斥
  • スウェーデン社会問題
  • 残虐な真実
  • 別れた妻の未練
  • 警察官の葛藤
  • 人間関係の複雑さ
  • 自己探求の旅

人間的な弱さを抱えた中年刑事が主人公の物語は、スウェーデンの片田舎で発生した残虐な二重殺人事件を背景に展開します。刑事クルト・ヴァランダーは、別れた妻に未練を抱き、若い検察官に心を惑わされる一方で、警察官としての職務に真摯に向き合います。彼の情けない姿は、多くの男性読者に共感を呼び起こし、自己を重ねるきっかけとなるかもしれません。物語は、社会問題を浮き彫りにしながら進行し、同僚たちとの関係も魅力的に描かれています。シリーズの第一作目として、ヴァランダーの成長や次なる展開に期待が高まる作品です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/10/20

北欧ミステリといえば必ず名前の上がる、「クルト・ヴァランダー」シリーズ。その第一作目を書店で見つけ、わくわくしながら読みました。面白かった! スウェーデン南部のスコーネ地方が舞台の骨太な警察小説。 ……とくれば、当然思い出されるのが「マルティン・ベック」シリーズです。 私は本シ...

北欧ミステリといえば必ず名前の上がる、「クルト・ヴァランダー」シリーズ。その第一作目を書店で見つけ、わくわくしながら読みました。面白かった! スウェーデン南部のスコーネ地方が舞台の骨太な警察小説。 ……とくれば、当然思い出されるのが「マルティン・ベック」シリーズです。 私は本シリーズは半年ほど前に既刊はすべて読みまして、諸般の事情により、シリーズの半分で新訳プロジェクトが終わってしまったのを非常に残念に思っていました。 で、その第一作目「ロセアンナ」に献辞を寄せていたのが、本書の著者ヘニング・マンケル。 ベックシリーズは1960年代、そしてこちらは1990年代が舞台になっており、その影響を色濃く受けたといってよい作品内容に、私がどれだけ喜びと安堵感を覚えたことか! とはいえ、中年という点は共通していても、クルト・ヴァランダーは飲酒運転はするわ中年太りだわ若い女性検事に手を出すわで、あまり褒められたタイプではないですけどね(⁠^⁠^⁠; スウェーデンには詳しくないのですが、マルティン・ベックの時代には「スコーネ弁丸出し」の刑事がストックホルムの都会っ子に馬鹿にされるなど、牧歌的な地方という印象を受けました。 それが、今回は凄惨な殺人事件の現場に選ばれてしまった。 もともと地理的に移民が流入しやすい場所ではあるようなのですが、30年という時代の流れを感じました。南部地方でこれなら、ストックホルムなんてどうなってしまったのか? またこのところヨーロッパで起きているデモのニュースと合わせると、なおさら暗い気持ちになりますね。 警察モノといえば個性ある同僚も魅力の一つですが、今作でも鑑識のベテラン刑事であるリードベリがいい味を出しています。体調が心配なところですが、ぜひ今後もヴァランダーを支えてあげてほしい。 新人のマーティンソンや競馬狂いのハンソンなど、周囲のキャラクターもばっちり覚えましたので、これからの人間模様も気になるところですね。でも夫と子どものいる美人に手を出すのはやめたほうがいいとおもう! ヘニング・マンケルのクルト・ヴァランダーシリーズ、ちょっと書店では見つけにくいのですが、シリーズを追っていきたいと感じる良作でした〜。

Posted by ブクログ

2026/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

クルト・ヴァランダーシリーズの第一作を読んでなかった。どこから読み始めたのか備忘録を見ないとわからないが、どの作品も面白かった。 ヘニング・マンケルさんは昨年亡くなってしまった。残念だ。 ヘニング・マンケルさんが昨年の秋に亡くなった。遺作になった闘病記「流砂」を読んだほうがいいのか迷っている。長いような短いような作品との付き合いだった。いつか御馴染みになった登場人物に親しんできた、亡くなったと聞くとさびしく惜しまれてならない。ヴァランダーシリーズも後半のものは読んだつもりだが、肝心の一作目が未読だった。ご冥福を祈りつつレビューを残しておこう。 クルト・ヴァランダー刑事シリーズの第一作。もうこのシリーズは完結している。ヴァランダーを取り巻く人たちとは、初めて遭うのではなく既におなじみになっているのもちょっと嬉しかった。 スウェーデンのイースタでは滅多に起きないような、残虐な殺人事件の通報があった。 人里はなれた老人家族が住む二軒の家、そのうち一軒で老夫婦が襲われ、夫は死に妻は重傷だった。すぐに病院に搬送されたが助からない状況で「外国の…」と言い残す。 隣人からみて、2人は日ごろから地味て堅実そうだったというが、調べると亡くなった夫には秘密があった。「外国の…」を手がかりにヴァランダーと長年の友人リードベリは捜査を開始する。 「外国の…」を裏付けるように犯行現場の綱の結び方にも特徴があった。そして事件はスコーネの、バルト海に面した湾岸にある難民の居留地につながる。政府は海外から来た人たちを受け入れはしたものの、人々は職場にも恵まれず極貧生活を強いられていた。 殺された夫婦も、外国から来て住み着いたらしい。そういった背景と、殺人事件を結ぶ糸から、犯人を割り出していく。 車の音から車種を言い当てる特殊な能力を持った人を見つけだす。ヴァランダーが自分の愛車、ボロのプジョーも走らせ当てさせてみる所など稚気があっていい。 彼はごく普通の冴えない男である。別れた妻にいつまでも未練があり、それなのに気に入った女性を見かけるとついお茶にでも誘いたくなりあれこれと想像する。別れた娘にも会いたい、その上事件が起きても、うまく解決できるのかというようなことで、いつもうじうじと悩んでいる。 だが彼のやる気は天啓のように謎を解く鍵が閃くことがある。そういった直感は別に変わったことではない、常に思いつめ、捜査に悩んでいることから我知らず導き出されたものなのだろう。 その熱心さが、危険も顧みず犯人を追い詰め、半死半生の目にもあう、犯人との対決シーンでは過激なアクションを演じて入院の破目になる。復活できる程度ですんでいるが。そうでないと次作はない。 彼を取り巻く環境や人々も細かく描写され、今風でないタイプの警官だけれど、何か親しみがわく、警察内でも東洋的な人情みがあって人との結びつきが優しく感じられるのも親しめる要因かもしれない。 まだ「霜の降りる前に」が残っていた。周りが少し片付いたら読もう。 ヘニング・マンケルさんに感謝とお別れを。 1作目 殺人者の顔 5作目 目くらましの道

Posted by ブクログ

2025/07/28

スウェーデンという国家は社会的な福祉が充実しているが、一方で、高齢化や移民の問題を抱えているらしい。本小説が出版されたのは1990年なのだが、面白いくらいに、そして悲しいくらいに、現在の日本の状況と似通ってもいて別の角度から戦慄した。ミステリーとして見ると、さほど大きな驚きがある...

スウェーデンという国家は社会的な福祉が充実しているが、一方で、高齢化や移民の問題を抱えているらしい。本小説が出版されたのは1990年なのだが、面白いくらいに、そして悲しいくらいに、現在の日本の状況と似通ってもいて別の角度から戦慄した。ミステリーとして見ると、さほど大きな驚きがあるわけではないのだが、北欧のドライで湿っぽい空気感と、淡々とした語りは魅力的。重苦しいのに口当たり良いのがいつも不思議なんだよな、北欧ミステリーって。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品

履歴をすべて削除しました