商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2000/04/20 |
JAN | 9784166600991 |
- 書籍
- 新書
毒草を食べてみた
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毒草を食べてみた
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商品レビュー
3.9
38件のお客様レビュー
私達の身の回りには、…
私達の身の回りには、意外なほど近くに、意外なほど多くの毒草が生えています。44種の毒草について書かれているので、ボリュームもたっぷり。読みごたえがあります。読んだ後は、植物についての印象が変わっているかも……?
文庫OFF
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華岡青洲の全身麻酔手術について、麻酔というよりも幻覚を見せていただけであり、西洋や現代のそれとは異なると書いているところがタメになりました。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
44種類の毒草を昔の人がどのように利用していたか(毒があってもその中の有益な作用を利用していたものもある)、これまでの事故例など、普通に勉強になった。 毒草といっても、トリカブトのように食べたら即死するものから、触れると皮膚がただれる程度の弱い毒まで。大麻やケシなど精神に作用するものも。 あと「食べてみた」とタイトルに入っているけど、全て著者さんが食べたわけではない。毒性の弱いものを数種類つまんでみた程度。本当に食べていたら今頃著者さんはこの世にいないので。。。 特に知りたかった精神に作用する毒草は ・麦角…菌の一種。麦の穂の部分に感染して黒くなる。LSDの原料 ・大麻…さんざん調べているので割愛 ・コカ…コカインの原料。歯をそのまま噛んだりもする。ちなみに現在製造されているコーラにはコカは含まれていない ・ケシ…アヘンの原料 ・マンドレーク…マンドラゴラとも言う。ファンタジー小説やゲームなどに根が人型をしているものがよく出てくるらしい。古くは媚薬として使われていた ・ヒヨス…幻覚が見える。「魔女が箒で空を飛ぶ」というお話は、この草を燃やした煙を吸った人が見た幻覚らしい。現在でも薬として使われている ・ビンロウ…台湾でよく売ってるもの。覚醒作用があるらしい ・マオウ…ヒロポンの原料。昔元気が出る薬ということで流行してたくさんの中毒者を出した ・チョウセンアサガオ…こちらもさんざん調べているので割愛。個人的にはケシなんかと同等なのかな?と思うけどなぜ規制されないのか謎。 ・ペヨーテ…カボチャのような植物。LSDに似た作用があるらしい ・ミトラガイナ…クラトムとも言ってタイで流行している。他の薬物をやめるために使うこともあるらしい。
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