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墜落遺体 御巣鷹山の日航機123便
1,650円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1998/06/24 |
JAN | 9784062092593 |
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墜落遺体
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商品レビュー
4.3
28件のお客様レビュー
今だからこそ多くの人に読んでほしい本です。読んでいてかなり精神的に辛くなる描写も多いですが、覚悟を持って読んでほしい。私は昼間じゃないと読めなかったです。 2024年1月2日。JALの追突事故が起き、奇跡的に全員が脱出できたというニュース。その時「御巣鷹山」を教訓に客室乗務員た...
今だからこそ多くの人に読んでほしい本です。読んでいてかなり精神的に辛くなる描写も多いですが、覚悟を持って読んでほしい。私は昼間じゃないと読めなかったです。 2024年1月2日。JALの追突事故が起き、奇跡的に全員が脱出できたというニュース。その時「御巣鷹山」を教訓に客室乗務員たちは日々訓練をしてきたという話を聞きました。 (JAL)日航機墜落事故は、今でもたまに話題になるくらい有名な事件で、坂本九や向田邦子が犠牲になったり、明石家さんまが搭乗を見送って事故を免れたなど、他にも著名人が多く乗り合わせていた便でした。 本書では墜落現場から運ばれてくる遺体の身元を確認し、遺族に返すという絶対に取り違えは許されない任務の現場指揮官が、出動命令された時点から引き渡し終えるまでの127日間を記録したものです。 真夏の体育館での検視作業。聞いただけで過酷さが想像できます。しかも五体揃っておらず指紋や歯の治療履歴などをもとにあくまで正確に身元を割り出さなければならないのに、どんどん遺体は傷んでいく....。時間との戦いのなか、著者で身元確認班長である飯塚氏も苦しみながらも遺体や家族と真摯に向き合い現場を指揮していました。 身元確認班の隊員だけでなく日赤の看護師や歯科医師たちのエピソードも交えながら淡々と現場の状況を描いていますが、特に子供の遺体を検視するという描写は本当に読んでいて辛かったです。 >日頃から教育、訓練された組織は強い。 過酷な現場で作業するためには訓練が必要。プラス経験をもとに現場で機転を効かすプロたちの活動に本当に頭が下がる思いで読みました。それとともに、今まさに北陸で活動しているプロたち、東日本大震災を含む災害で大勢の遺体を確認したであろう人たちにも思いを馳せました。 一般人である私はこの現場では何もできないという無力感を感じつつ、じゃあ何ができるか。「避難訓練や備蓄など災害に備えること」「現場のプロたちの邪魔しないこと」 特に今SNSでは議論の枠を超えた現場への意見や中傷、いたずらが溢れていますが、まじで黙って避難訓練しとけと思います。
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なぜかこの事故が気になって。 もう35年以上も前のことなのに。 筆者は群馬県警の警察官の方で、ご遺体の身元確認をご担当された方です。 作家やジャーナリストではありません。プロの文章ではない分、先走る感情や現場の臨場感がとてもリアルに感じました。 当時のニュース報道、テ...
なぜかこの事故が気になって。 もう35年以上も前のことなのに。 筆者は群馬県警の警察官の方で、ご遺体の身元確認をご担当された方です。 作家やジャーナリストではありません。プロの文章ではない分、先走る感情や現場の臨場感がとてもリアルに感じました。 当時のニュース報道、テレビ、新聞等あらゆるメディア、度を越した写真週刊誌、 今では考えられない、航空機墜落事故の生存者による記者会見。 「怖いです。怖かったです。思いださせないでください、もう。思いだしたくない恐怖です。」 生存者の1人、JALのCAさんの言葉です。 そして、医師、看護師、警察、自衛官の皆さん。 みなさん、ご遺族を前に 坂本九さんの歌のように 上(天井)を向いていらっしゃいました。 涙がこぼれないように。 航空機の墜落事故の遺体の様子が克明に書かれ、胸が詰まります。
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今年はなぜか日航機墜落事故の事が気になり、この本を読みました。当時は子ども心に「大変な事故だなぁ」くらいにしか思いませんでしたが、遺体の収容、ご遺族への対応、決して新聞やテレビでは報道されない事がリアルに書かれています。血が苦手な人は読めないと思いますが、戦後にこういう状態にさら...
今年はなぜか日航機墜落事故の事が気になり、この本を読みました。当時は子ども心に「大変な事故だなぁ」くらいにしか思いませんでしたが、遺体の収容、ご遺族への対応、決して新聞やテレビでは報道されない事がリアルに書かれています。血が苦手な人は読めないと思いますが、戦後にこういう状態にさらされた人たちがいた事を知る事が出来ました。
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