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墜落遺体 の商品レビュー

4.3

30件のお客様レビュー

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2025/08/22

日航123便墜落事故に関しては様々な見方、陰謀説など多数あるので、類書を数冊以上読むことをお薦めします。

Posted byブクログ

2025/08/06

毎年8月は先の戦争に関する作品を読むようにしていましたが、今年(2025年)は同じく忘れてはならないこちらの作品を。 この大事故とオイラは、実は紙一重の思い出があります。 この事故機が飛んでいたほぼ同時刻に、オイラは地上を特急列車で移動していました。 目的地は実家の長野県。 ...

毎年8月は先の戦争に関する作品を読むようにしていましたが、今年(2025年)は同じく忘れてはならないこちらの作品を。 この大事故とオイラは、実は紙一重の思い出があります。 この事故機が飛んでいたほぼ同時刻に、オイラは地上を特急列車で移動していました。 目的地は実家の長野県。 そして飛行機の墜落現場である御巣鷹山。そのすぐ側の碓氷峠を、オイラも乗せた特急列車が登っているころが、事故機の墜落時刻です。 もしウチの実家が大阪で、特急列車ではなく飛行機を選んでいたら…。 事故機にオイラが搭乗していた可能性は大です。 更に奇跡的な生存者(事故の状況から鑑みこの表現を使わせていただきます)のお一人は、オイラと同学年です。 「パパは本当に残念だ。」 から始まる手帳に書かれた文章を、覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。 オイラはその文章を暗唱してしまうほどショックを受け、不眠症になりました。 その後立ち直るためとはいえ、できる限りあの大事故を忘れようとしていたオイラ。 当時のテレビ報道以外に、時は流れて初めて手に取った回顧録です。 おおげさではなく、一文字一文字が痛かったです。 「とてもじゃないが、これは無理だ。」 と、何度思ったか。 それでもなんとか読了しました。 あまり現実の大事故を美化したくないのですが、無念の御霊が「読め!」といっているような気持ちになりました。 星5つを付けさせていただきましたが、その場合のオイラのお決まりの締めの言葉、今回は使いません。 ただ先の戦争と同じくらいこの大事故も、後世へと正しく伝えられ続けていくことを望むものであります。

Posted byブクログ

2024/01/11

今だからこそ多くの人に読んでほしい本です。読んでいてかなり精神的に辛くなる描写も多いですが、覚悟を持って読んでほしい。私は昼間じゃないと読めなかったです。 2024年1月2日。JALの追突事故が起き、奇跡的に全員が脱出できたというニュース。その時「御巣鷹山」を教訓に客室乗務員た...

今だからこそ多くの人に読んでほしい本です。読んでいてかなり精神的に辛くなる描写も多いですが、覚悟を持って読んでほしい。私は昼間じゃないと読めなかったです。 2024年1月2日。JALの追突事故が起き、奇跡的に全員が脱出できたというニュース。その時「御巣鷹山」を教訓に客室乗務員たちは日々訓練をしてきたという話を聞きました。 (JAL)日航機墜落事故は、今でもたまに話題になるくらい有名な事件で、坂本九や向田邦子が犠牲になったり、明石家さんまが搭乗を見送って事故を免れたなど、他にも著名人が多く乗り合わせていた便でした。 本書では墜落現場から運ばれてくる遺体の身元を確認し、遺族に返すという絶対に取り違えは許されない任務の現場指揮官が、出動命令された時点から引き渡し終えるまでの127日間を記録したものです。 真夏の体育館での検視作業。聞いただけで過酷さが想像できます。しかも五体揃っておらず指紋や歯の治療履歴などをもとにあくまで正確に身元を割り出さなければならないのに、どんどん遺体は傷んでいく....。時間との戦いのなか、著者で身元確認班長である飯塚氏も苦しみながらも遺体や家族と真摯に向き合い現場を指揮していました。 身元確認班の隊員だけでなく日赤の看護師や歯科医師たちのエピソードも交えながら淡々と現場の状況を描いていますが、特に子供の遺体を検視するという描写は本当に読んでいて辛かったです。 >日頃から教育、訓練された組織は強い。 過酷な現場で作業するためには訓練が必要。プラス経験をもとに現場で機転を効かすプロたちの活動に本当に頭が下がる思いで読みました。それとともに、今まさに北陸で活動しているプロたち、東日本大震災を含む災害で大勢の遺体を確認したであろう人たちにも思いを馳せました。 一般人である私はこの現場では何もできないという無力感を感じつつ、じゃあ何ができるか。「避難訓練や備蓄など災害に備えること」「現場のプロたちの邪魔しないこと」 特に今SNSでは議論の枠を超えた現場への意見や中傷、いたずらが溢れていますが、まじで黙って避難訓練しとけと思います。

Posted byブクログ

2022/09/09

なぜかこの事故が気になって。 もう35年以上も前のことなのに。 筆者は群馬県警の警察官の方で、ご遺体の身元確認をご担当された方です。 作家やジャーナリストではありません。プロの文章ではない分、先走る感情や現場の臨場感がとてもリアルに感じました。 当時のニュース報道、テ...

なぜかこの事故が気になって。 もう35年以上も前のことなのに。 筆者は群馬県警の警察官の方で、ご遺体の身元確認をご担当された方です。 作家やジャーナリストではありません。プロの文章ではない分、先走る感情や現場の臨場感がとてもリアルに感じました。 当時のニュース報道、テレビ、新聞等あらゆるメディア、度を越した写真週刊誌、 今では考えられない、航空機墜落事故の生存者による記者会見。 「怖いです。怖かったです。思いださせないでください、もう。思いだしたくない恐怖です。」 生存者の1人、JALのCAさんの言葉です。 そして、医師、看護師、警察、自衛官の皆さん。 みなさん、ご遺族を前に 坂本九さんの歌のように 上(天井)を向いていらっしゃいました。 涙がこぼれないように。 航空機の墜落事故の遺体の様子が克明に書かれ、胸が詰まります。

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2022/08/21

今年はなぜか日航機墜落事故の事が気になり、この本を読みました。当時は子ども心に「大変な事故だなぁ」くらいにしか思いませんでしたが、遺体の収容、ご遺族への対応、決して新聞やテレビでは報道されない事がリアルに書かれています。血が苦手な人は読めないと思いますが、戦後にこういう状態にさら...

今年はなぜか日航機墜落事故の事が気になり、この本を読みました。当時は子ども心に「大変な事故だなぁ」くらいにしか思いませんでしたが、遺体の収容、ご遺族への対応、決して新聞やテレビでは報道されない事がリアルに書かれています。血が苦手な人は読めないと思いますが、戦後にこういう状態にさらされた人たちがいた事を知る事が出来ました。

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2021/04/21

ページをめくる手が止まらない、緊張感と臨場感に溢れる1冊。遺体の生なましい描写もあるが、それ以上に法医、看護師、県警の真摯な仕事ぶりに心打たれる。

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2021/01/23

Amazonマケプレで単行本を買って読んだ。2021年現在、36年前の事故で自分はまだ生まれていない。数年ごとにTVで御巣鷹山追悼の番組があったりするので、事故の存在は知っていたが、その実態を知ったのは本書を読んでからだ。 著者は当時、刑事官で事故発生後は身元確認班長として100...

Amazonマケプレで単行本を買って読んだ。2021年現在、36年前の事故で自分はまだ生まれていない。数年ごとにTVで御巣鷹山追悼の番組があったりするので、事故の存在は知っていたが、その実態を知ったのは本書を読んでからだ。 著者は当時、刑事官で事故発生後は身元確認班長として100名以上の部下を指揮して現場の第一線で奮闘した元、警察組織の飯塚訓氏で、ジャーナリストによる第三者的な考察ではなく、本当にその事故の時、その現場で対応した者にしか理解し得ない生々しすぎる記述が本書の特徴だと思う。 身元確認という仕事もあって、舞台のメインは藤岡市民体育館である。検視(本書では「検屍」)や遺族対策班とも密接な関わりがあるので記述があるが、御巣鷹山に離散した遺体を回収し、藤岡市まで輸送してくるところは本書には記述がない。事故の凄惨を物語るように、後部の客席以外は五肢揃った遺体ではなく、且つ墜落後の火災による損傷も激しいので、御巣鷹山での仕事も想像を絶するものがあったのだろうと思う。 警察だけではなく、地元医師会、歯科医師、日赤看護士、日航職員、地域ボランティアと様々な人が不眠不休で協力し、事故対応に追われた。直接的な過労死者が出なかったことが唯一の救いだろう。

Posted byブクログ

2019/09/09

あの日、長野にいて墜落の音を聞きました。飛行機事故の悲惨さを、少しでも理解するのに役立つと思う本。現場で遺体確認捜査の責任者として働いた方の回顧録。過酷な任務にあたってくださった方々に頭が下がる思いです。

Posted byブクログ

2016/12/29

最近読んだ小川洋子のエッセイで触れられていたのを機に再読。重いの一言。ある意味当方に最も影響を及ぼしたとも言える事故でありますが、そこから生まれた最良の作品の一つかと。この惨劇を目の当たりにしても人間は良心を働かせることが可能だというごく単純で深遠な結論を、平易で抑制を効かせた文...

最近読んだ小川洋子のエッセイで触れられていたのを機に再読。重いの一言。ある意味当方に最も影響を及ぼしたとも言える事故でありますが、そこから生まれた最良の作品の一つかと。この惨劇を目の当たりにしても人間は良心を働かせることが可能だというごく単純で深遠な結論を、平易で抑制を効かせた文章で説いてくれます。

Posted byブクログ

2015/06/18

とにかく何ともすごい。 報道関係、救助に向かった地元消防団などの話は聞いたが、少し離れた場所で行われていた検死の現場も地獄のようだったこと、初めて知りました。 警察関係者の皆さん、お医者さん、歯医者さん、看護師さん、なんと言っていいのかわかりませんが、やはりありがとうございまし...

とにかく何ともすごい。 報道関係、救助に向かった地元消防団などの話は聞いたが、少し離れた場所で行われていた検死の現場も地獄のようだったこと、初めて知りました。 警察関係者の皆さん、お医者さん、歯医者さん、看護師さん、なんと言っていいのかわかりませんが、やはりありがとうございました と言いたいです

Posted byブクログ