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ある家族の会話 白水Uブックス120海外小説の誘惑
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 1997/10/15 |
| JAN | 9784560071205 |
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ある家族の会話
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ある家族の会話
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商品レビュー
3.7
20件のお客様レビュー
著者が子どものときから大人になるまでの家族とその家族と関わる人々に起こったことを会話を中心にしながら語られる。著者の両親をはじめ、なかなか強烈な個性を持つ人たちばかり。読み進めるにつれてだんだん愛着がわいてくる。ファシズムが台頭する時代、庶民にどのようなことが起こっていたのか、そ...
著者が子どものときから大人になるまでの家族とその家族と関わる人々に起こったことを会話を中心にしながら語られる。著者の両親をはじめ、なかなか強烈な個性を持つ人たちばかり。読み進めるにつれてだんだん愛着がわいてくる。ファシズムが台頭する時代、庶民にどのようなことが起こっていたのか、その一端を知ることができる。
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原著は1963年刊。 ナタリア・ギンズブルグ(1916-91)、旧姓レーヴィ。父ジュゼッペ、母リディア、兄ジーノ、マリオ、アルベルト、姉パオラ、そして自分をめぐる家族アルバム。フィクションではなく、すべて実話。しかし、そこは作家、活きのいい会話のエピソードで構成している。時代は1...
原著は1963年刊。 ナタリア・ギンズブルグ(1916-91)、旧姓レーヴィ。父ジュゼッペ、母リディア、兄ジーノ、マリオ、アルベルト、姉パオラ、そして自分をめぐる家族アルバム。フィクションではなく、すべて実話。しかし、そこは作家、活きのいい会話のエピソードで構成している。時代は1920年代から50年代初め、舞台の中心はイタリア・トリノ。ユダヤ人・反ファシスト一家の物語としても読める。 父ジュゼッペは、トリノ大学医学部教授。家族に対しては、頑固で、身勝手で、短気で、口喧しい、そして口も悪い。いまで言えばモラハラの典型(阿川弘之を10倍)。でも、どこか憎めない、それは家族ひとりひとりのことを心配しているからだろう。それにコミカル。 後半、レオーネ・ギンズブルグとの結婚、彼の流刑や獄死のことはさらりと書いてある。彼と親交のあった作家チェーザレ・パヴェーゼ、アドリアーノ・オリヴェッティも登場する。パヴェーゼの素顔も描かれているので、彼のファンは必読かも。 父親ジュゼッペは1965年に亡くなっている。ということは、自分が出ずっぱりのこの本を読んだのか。 (p.s.ジュゼッペ・レーヴィは、ほかで読むかぎりでは、教え子たちから慕われていた。彼のもとからは、なんと3人のノーベル生理学・医学賞受賞者が巣立った。サルヴァドール・ルリア(1969)、レナート・ドゥルベッコ(1975)、リータ・レーヴィ=モンタルチーニ(1986)。そうした功績については一言も書かれていない。)
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そんなに入り込めないままなんとか読了。時代背景やその頃の文壇事情に明るければもっと興味深く読めるのかもしれない。 家族の中の生活というのはどんな時代もそんなに変わらないものなのかもしれない。
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