商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 世界思想社 |
| 発売年月日 | 1996/08/20 |
| JAN | 9784790706144 |
- 書籍
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フロー体験 喜びの現象学
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フロー体験 喜びの現象学
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商品レビュー
4.1
56件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
フロー体験 喜びの現象学 フローとは、あることに集中して忘我の境地に至っていること。 そのフローに関して膨大なインタビューデータに基づいて考察された本です。 幸せって何?という問いに関しては様々な意見があるかと思いますが、フローの境地もその一つの解答かと思います。 フローとは、ある目的を設定し、その目標を達成するために集中することによって得られる心理状態のことを指すようです。フロー状態の時には、時間の感覚が失われ、目標と自らの実力が釣り合っている場合には無上の感覚が得られます。逆に、そのフロー状態を如何にして人為的に作り出せるかによって、その人の幸福の達成がなされるというのがこの本のポイントかと思います。 フローという状態が存在し、それがその当人にとって素晴らしい体験であることはその通りだと思いますが、それを幸福と結びつけているところに飛躍があるかと思います。 本書でも述べられているように、社会的に間違った動機付けによってフローが利用されることによって、当人の幸福は得られるかもしれませんが、社会的・別の個人から見た不幸もあり得ます。 確かに、障害を負った人が、その障害を克服するという困難な目標を得られたことによって、人間的に成長するということはあるかもしれませんが、フロー状態を人為的に作り出すことによって幸福感を得るという手法に一抹の危うさを感じます。 はて、さて。幸福とはやっかいなもの。おとぎ話の主人公が一件落着した後幸せになれるとは限らないというのは事実として、幸福で無いことはいけないことという風な思い込みこそがある種の危険を孕んでいる気がしています。 竹蔵
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フロー状態というものがある。 特徴は、充実感を伴い、ハイパフォーマンス。 自身においては、沢山エネルギーを投じて、 イノベーションを繰り返していく過程で 生じていると思う
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フローについては、とある資格の勉強の際に知識として頭に入っていたので、理解を深めるために読んだ一冊。 ただ、翻訳した本であるため論文を読んでいるような固さがあり、非常に読みにくい。 読書慣れしている方ならいいのだが、不慣れな方は本書の重要な論点を正確に拾えずに、本書を読む目的を...
フローについては、とある資格の勉強の際に知識として頭に入っていたので、理解を深めるために読んだ一冊。 ただ、翻訳した本であるため論文を読んでいるような固さがあり、非常に読みにくい。 読書慣れしている方ならいいのだが、不慣れな方は本書の重要な論点を正確に拾えずに、本書を読む目的を見失ってしまいかねないと思う。 フローの本質などを伝える際に、その前後に長い具体例が差し込まれていてかなりストレスを感じた。 翻訳本を読む時は、この読みやすさなどをしっかり念頭に入れて本選びをしようと思う。
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