商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 太田出版/ |
発売年月日 | 1996/11/24 |
JAN | 9784872333091 |
- 書籍
- 書籍
人格改造マニュアル
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
人格改造マニュアル
¥1,320
在庫なし
商品レビュー
4
28件のお客様レビュー
前半はヤバくて面白い内容。覚醒剤についての記述は後に著者が訂正をしている。その内容を簡単にまとめると、「覚醒剤は本書の記述よりも断然安全でした」ということ。(詳細は鶴見済著「檻のなかのダンス」を確認されたい) 後半は普通に良い自己啓発本。森田療法などの認知行動療法は、精神分析学に...
前半はヤバくて面白い内容。覚醒剤についての記述は後に著者が訂正をしている。その内容を簡単にまとめると、「覚醒剤は本書の記述よりも断然安全でした」ということ。(詳細は鶴見済著「檻のなかのダンス」を確認されたい) 後半は普通に良い自己啓発本。森田療法などの認知行動療法は、精神分析学に端を発するのでどうにも胡散臭いイメージがあるが、現代の精神医学でも重視されていて、疫学的な効果も十分に観測できる。とはいえ、やはり本書は古いので、伊藤絵美さんの本などを読んでCBTについての最新の知見を得たいと思った。
Posted by
下手をすると有害図書に指定されそうなタイトルですが、精神疾患を抱えている人にはまさに救いのバイブルかもしれません。 精神疾患と告白している著者が、「人格改造」のため自らの体験を絡めて解説、その方法はクスリ、洗脳、サイコセラピー、瞑想など多岐にわたる。 特に、クスリでは「プロザック...
下手をすると有害図書に指定されそうなタイトルですが、精神疾患を抱えている人にはまさに救いのバイブルかもしれません。 精神疾患と告白している著者が、「人格改造」のため自らの体験を絡めて解説、その方法はクスリ、洗脳、サイコセラピー、瞑想など多岐にわたる。 特に、クスリでは「プロザック」は魔法の薬のようだし、洗脳では「自己催眠暗示」はお手軽、「自己開発セミナー」の内幕も興味深い、またアラン・ドロンの映画でも話題となった「ショック療法」(本文では「電気ショック」)は懲罰的な歴史背景もあって引くが、意外に安全で効果が高いことに驚いた。 最近、自殺願望の若者の自殺ほう助事件が問題となっているが、死に場所を求める前に、ぜひ「電気ショック」を試してほしいと思った。 呼吸法に特化した「ラージャ・ヨガ」についてのページもあり、軽度のウツや対人関係などに悩んでいる人には「瞑想」とともに効果的かもしれない。 とにかく、一人で悩むよりも本書を手に取って行動!現世もそれほど捨てたものじゃない、はず。
Posted by
「自分の本当の人格や性格というものはない、あくまで暗示や周りからの評価でそうであると思いこんでいるだけ」というスタンスに立ち、「だから、生きるのがつらいなら、あの手この手で人格変えればいいやん」という本。 人類にとって昔から愛用してきたアルコール、カフェインの正しい、というわけ...
「自分の本当の人格や性格というものはない、あくまで暗示や周りからの評価でそうであると思いこんでいるだけ」というスタンスに立ち、「だから、生きるのがつらいなら、あの手この手で人格変えればいいやん」という本。 人類にとって昔から愛用してきたアルコール、カフェインの正しい、というわけではないが効能に併せた摂取の仕方が書かれていたのが良かった。(「酒は朝からちびちび飲め!」、いい言葉です) また、違法とされているクスリも、使い方さえ間違えなければ依存性も低いし、効果的に使えるとのこと。 あえてリスクを犯してまで使おうとは思わないが、禁止に一言で情報がシャットアウトされていた感じもあるので、そこは禁止する側がフェアではない気がした。 自己暗示の部分は、最近だとセルフコンパッションと呼ばれるものが近いのではないかと感じた。 自己に意識を向けたあとに、強いことばと感情で認識を強化するところは共通なのではないか。 催眠… 催眠音声でやったことあるやつだ!笑となった 自己開発セミナーは一回くらい行ってみてもいいかもしれない。 25年前の本なので、もしかしたら紹介されている薬品の効能や、もっと効果のあるもの発明などアップデートは多いかもしれない。 カフェインについては2016年の論文も流し読みをしたが、おおよそ書かれていることは正しいままのように見えた。
Posted by