商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論社/ |
発売年月日 | 1995/06/18 |
JAN | 9784122023468 |
- 書籍
- 文庫
魯山人味道
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魯山人味道
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商品レビュー
3.6
25件のお客様レビュー
北海道立近代美術館で特別展を開催しているらしい、北大路魯山人。 積読状態だった本書をようやく。 昭和一桁~30年代までの和食の食材を中心にしたエッセイ。話題となる料理は素材を活かしつつ、極めてシンプルである。味の素が一般的になってきたあたりの記述も面白い。 旨い料理の根本は材料...
北海道立近代美術館で特別展を開催しているらしい、北大路魯山人。 積読状態だった本書をようやく。 昭和一桁~30年代までの和食の食材を中心にしたエッセイ。話題となる料理は素材を活かしつつ、極めてシンプルである。味の素が一般的になってきたあたりの記述も面白い。 旨い料理の根本は材料に有。『庖丁の力は四であり、購買の力は六』 その根底に流れる哲学のようなものを感じる一冊。
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読んでて美味い魯山人の食エッセー。 山椒魚の料理法が書いてあるとは思いもしなかった。 ~目次~ お茶漬けの味/くちこ/すき焼きと鴨料理――洋食雑感―― てんぷらの茶漬け/三州仕立て小蕪汁/味を知るもの鮮し 味覚の美と芸術の美/塩鮭・塩鱒の茶漬け/夏日小味 家庭料理の話/小ざ...
読んでて美味い魯山人の食エッセー。 山椒魚の料理法が書いてあるとは思いもしなかった。 ~目次~ お茶漬けの味/くちこ/すき焼きと鴨料理――洋食雑感―― てんぷらの茶漬け/三州仕立て小蕪汁/味を知るもの鮮し 味覚の美と芸術の美/塩鮭・塩鱒の茶漬け/夏日小味 家庭料理の話/小ざかな干物の味/山椒魚/序に代えて 持ち味を生かす/数の子は音を食うもの/料理する心 料理の妙味/料理の秘訣/料理は道理を料るもの/料理も創作である 料理一夕話/日本料理の要点――新雇いの料理人を前にして―― 昆布とろ/昆布とろの吸い物/明石鯛に優る朝鮮の鯛 東京で自慢の鮑/洗いづくりの世界/洗いづくりの美味さ 洛北深泥池の蓴菜/海にふぐ山にわらび/海苔の茶漬け/猪の味 琥珀揚げ/生き烏賊白味噌漬け/田螺/知らずや肝の美味 筍の美味さは第一席/納豆の茶漬け/美食と人生/美食多産期の腹構え 若狭春鯖のなれずし/若鮎の気品を食う/茶碗蒸し/蝦蟇を食べた話 西園寺公の食道楽/道は次第に狭し/食器は料理のきもの 鮎ははらわた/鮎を食う/鮑の水貝
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魯山人の食への拘りが、ここまで書かれているとは。魯山人が、終生変わらず追い求めたのは美食であった。美食家・北大路魯山人を語り遺した唯一の味道の本です。
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