商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 春秋社 |
発売年月日 | 1993/12/20 |
JAN | 9784393363607 |
- 書籍
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それでも人生にイエスと言う
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それでも人生にイエスと言う
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商品レビュー
4.1
133件のお客様レビュー
凄惨な経験をしているにも関わらず一切説教じみたり思想を押し付けたりせず自身の事も含めて客観的に淡々と事実がつづられている事が印象的だった。 フランクルは本書で良心を【呼び起こす】と書いており、収容所の中で、規則を破る優しい看守や、苦しい状況でも良識のある行動を取った囚人たちと出...
凄惨な経験をしているにも関わらず一切説教じみたり思想を押し付けたりせず自身の事も含めて客観的に淡々と事実がつづられている事が印象的だった。 フランクルは本書で良心を【呼び起こす】と書いており、収容所の中で、規則を破る優しい看守や、苦しい状況でも良識のある行動を取った囚人たちと出会った経験があり、他者の善意の行動から自身も良心を呼び起こされた経験があるからこそ、善意とは行動から呼び起こされるものであって強要したり、押し付けたりして芽生えるものではない事を悟っているんだろうなと感じた。 収容所の中で良心のままに死んでいった【立派な方達】の墓地の前で、立派でなかった自分には余りある生還という恩寵に見合う人間にならなくてはならない、と誓った。 と語る部分にフランクルの思想の美しさを感じた。
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■評価 ★★★✬☆ ■感想 ◯講演会の話なので、「夜と霧」に比べて自身の体験談だけではなく、他の引用例が様々ある。 ◯それでも語っている内容の本質は同じで、生きる意味あるか、と問うのはそもそも間違っていて、人生から生きる意味を問われているという姿勢を持つこととされている。
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人は楽しみのためにすぎない。幸せは目標ではなく結果に過ぎない。「私は人に何を期待できるか」ではなく「私は人生に何を期待できるか」だ。不幸に耐えて苦悩することで意味のある人生を送ることができると。 感想 フランクルの「夜と霧」という本で衝撃を受けた。それをきっかけにロゴセラピーを...
人は楽しみのためにすぎない。幸せは目標ではなく結果に過ぎない。「私は人に何を期待できるか」ではなく「私は人生に何を期待できるか」だ。不幸に耐えて苦悩することで意味のある人生を送ることができると。 感想 フランクルの「夜と霧」という本で衝撃を受けた。それをきっかけにロゴセラピーを知りたいと思い読むことにした。 「人は楽しみのためにすぎない。幸せは目標ではなく結果に過ぎない」これは楽しんではいけないということではなく、楽しさばかりを追求してはいけないということなのだろうか。人は楽しさもあり、苦しさもあるから、楽しさがより感じられる。苦しさから人は学び、人として成長できる。楽しさから稀に学ぶこともあるが。そういうことなのだろうか。 わかっていても失敗はしたくない。でも人は不完全であるからこそ失敗する。それをどう受け入れるか。その向き合い方が大事だということなのだろうか。その時の感情や性格、環境などの要因もあるだろうが。 確かに失敗で学ぶことは多かった。しかし、それはなんだろうかと思うことがある。それを具体化していくことも時には必要なのではないだろうか。だからと言って考えすぎも問題だろうか。 苦しみに喘いでいる人にはもしかしたら気持ちが楽になる本なのかもしれない。(私は読んでいて涙が出た)しかし、苦しみは決して消えない。その捉え方がほんの少し和らぐだけだから。 気になったフレーズ ・愛されている人間は役に立たなくてもかけがえがない。愛は自分の功績で手に入れることができない。 ・人間は「自分なりに」不完全で代替不可能。代わりのいない存在なのです。
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