商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
発売年月日 | 1992/06/15 |
JAN | 9784152077493 |
- 書籍
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第三の嘘
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第三の嘘
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商品レビュー
4.1
14件のお客様レビュー
『ふたりの証拠』よりも、これはいつの誰?という戸惑いが長かった。 本作が種明かしになるどころか、真実と嘘がより一層混じり合ってしまった。 アゴタ・クリストフの自伝的要素が入っているがゆえに、嘘は真実であり、真実は虚構。 とても完結篇にふさわしい内容だったとは思えないが、読後...
『ふたりの証拠』よりも、これはいつの誰?という戸惑いが長かった。 本作が種明かしになるどころか、真実と嘘がより一層混じり合ってしまった。 アゴタ・クリストフの自伝的要素が入っているがゆえに、嘘は真実であり、真実は虚構。 とても完結篇にふさわしい内容だったとは思えないが、読後はこの物語から抜け出すのにふさわしい虚脱感があった。
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これまでの2作は何だったの……? 離れ離れになった方も孤独だったけど、残った方も同じように孤独だったんだ。 憎むべき相手が分かっているだけ、いない方と比べられてけなされるだけ、残った方が辛いのかな。 とにかくすごい物語だった。夢中で読んだ。
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うーん、結局訳がわからかった。 「悪童日記」も「ふたりの証拠」も作品だったということなのか? クラウスを名乗っていたリュカ、 母の撃った弾丸でケガをし、病院への爆撃を逃れ、 農婦に預けられ、国境を越えて国外で生活していたリュカの作品なのか? どこまでが事実か、どこまでが創作なのか、 なにが真実なのか、なにが嘘なのか。 それとも、すべてが創作ですべてが嘘なのか。 いずれにしても、大変面白い作品だった。
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