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第三の嘘 ハヤカワ・ノヴェルズ
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第三の嘘 ハヤカワ・ノヴェルズ

アゴタクリストフ【著】, 堀茂樹【訳】

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第三の嘘 ハヤカワ・ノヴェルズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 1992/06/15
JAN 9784152077493

第三の嘘

¥220

商品レビュー

4.1

14件のお客様レビュー

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2024/01/23

『ふたりの証拠』よりも、これはいつの誰?という戸惑いが長かった。 本作が種明かしになるどころか、真実と嘘がより一層混じり合ってしまった。 アゴタ・クリストフの自伝的要素が入っているがゆえに、嘘は真実であり、真実は虚構。 とても完結篇にふさわしい内容だったとは思えないが、読後...

『ふたりの証拠』よりも、これはいつの誰?という戸惑いが長かった。 本作が種明かしになるどころか、真実と嘘がより一層混じり合ってしまった。 アゴタ・クリストフの自伝的要素が入っているがゆえに、嘘は真実であり、真実は虚構。 とても完結篇にふさわしい内容だったとは思えないが、読後はこの物語から抜け出すのにふさわしい虚脱感があった。

Posted by ブクログ

2020/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これまでの2作は何だったの……? 離れ離れになった方も孤独だったけど、残った方も同じように孤独だったんだ。 憎むべき相手が分かっているだけ、いない方と比べられてけなされるだけ、残った方が辛いのかな。 とにかくすごい物語だった。夢中で読んだ。

Posted by ブクログ

2015/03/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うーん、結局訳がわからかった。 「悪童日記」も「ふたりの証拠」も作品だったということなのか? クラウスを名乗っていたリュカ、 母の撃った弾丸でケガをし、病院への爆撃を逃れ、 農婦に預けられ、国境を越えて国外で生活していたリュカの作品なのか? どこまでが事実か、どこまでが創作なのか、 なにが真実なのか、なにが嘘なのか。 それとも、すべてが創作ですべてが嘘なのか。 いずれにしても、大変面白い作品だった。

Posted by ブクログ

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