商品詳細
内容紹介 | 内容:バベットの晩餐会.エ-レンガ-ト |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 1992/02/25 |
JAN | 9784480026019 |
- 書籍
- 文庫
バベットの晩餐会
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バベットの晩餐会
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商品レビュー
3.8
23件のお客様レビュー
最初読んだ時は、話の…
最初読んだ時は、話の展開があまりなく地味な物語だと思いました。再読してみると、おとぎ話的な中にも、また違った感じを持ちました。財産を投げ打って創り出すバベットの芸術的なお料理と晩餐会での将軍のスピーチに滋味を感じました。きっとまた読み返す日が来ると思います。
文庫OFF
優れた芸術は確かに素晴らしいけれど、それと同時に大したものでないとも思う。たかがひとのすることだと。 その上で、バベットの作品は素晴らしいのだろうと思う。 言っていることはわかるけれど、捉えることは難しい作品だった。ひとつひとつはわかるけれど、集まめて辻褄を確かめると自分の中で...
優れた芸術は確かに素晴らしいけれど、それと同時に大したものでないとも思う。たかがひとのすることだと。 その上で、バベットの作品は素晴らしいのだろうと思う。 言っていることはわかるけれど、捉えることは難しい作品だった。ひとつひとつはわかるけれど、集まめて辻褄を確かめると自分の中で飽和してしまう。 でも、あわよくばこういうところで生きていきたいな、きっとこういう静かさこそしあわせなのだと思わせてくれる作品。 この本は、友達にあげます。旅立つのも楽しみだね。
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映画を見て原作を読みたいと思っていたがやっと読むことができた。原作はけっこう短く、映画は原作のエピソードをほぼそのまま映像化していた。原作の芯を損なうことなく見事に映像化されていたんだなあ、と感じた。というよりあまりに映画の印象が強すぎるので、覚えている映像を文字に当てはめて読ん...
映画を見て原作を読みたいと思っていたがやっと読むことができた。原作はけっこう短く、映画は原作のエピソードをほぼそのまま映像化していた。原作の芯を損なうことなく見事に映像化されていたんだなあ、と感じた。というよりあまりに映画の印象が強すぎるので、覚えている映像を文字に当てはめて読んだ、というほうがいいかもしれない。 しかしなんと、場所が原作はノルウェーのベアレヴォー・フィヨルドの山麓の町だった! これは映画のユトランド半島のさきっちょとくらべると随分な違いですよ。山に囲まれた北極海に面したノルウェーでも最北の町ではありませんか。しかしバベットが晩餐会の材料を船で調達するくだり、船は北海を縦横に航海していたのか。作者もそこらへんはしらべたのか。あと年代がきちんと記されていたので、パリコミューンでバベットは追われたのだという設定だったのが分かった。 1854年、姉マルチーヌ18歳、妹フィリッパ17歳。 それぞれ青年将校、オペラ歌手に求婚されるが断わる。 1871年6月 バベットが姉妹の家に来る 1888 バベットは1万フランのくじが当たったという手紙を受け取る アメリカの女性向け雑誌「レディース・ホーム・ジャーナル」1950年6月号に発表。その後加筆推敲されて「運命譚」(1958年刊)に収録。アメリカ、イギリス、デンマークで同時刊行されたが、英語版とデンマーク語版ではデンマーク語版の方が全体に記述がこまかく、特に後半では英語版にはないかなりの分量の記述が随所に加えられている、とある。 原作:短編集「運命譚 Anecdotes of Destiny」 1958年 の中の1編。 著者:イサク・ディーネセン(英語名で男性名で発表)(本名カレン・ブリクセン):1885-1962 デンマーク生まれ 2009年までデンマークの50クローネ紙幣には彼女の顔が印刷されていた。 「アフリカの日々」(映画化・愛と哀しみの果て)1937 自身の体験が基。 (単行本は1989.1.30筑摩書房刊) 1992.2.24第1刷 2008.3.5第8刷
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