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オリエンタル・デスポティズム 専制官僚国家の生成と崩壊
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新評論 |
発売年月日 | 1991/01/25 |
JAN | 9784794800787 |
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オリエンタル・デスポティズム
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オリエンタル・デスポティズム
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はっきり言ってつまらなかった。 ・良かった処(強いてあげるならば) 1.歴史に対する環境の影響を重視している 2.直線型の進歩史観を批判 3.マクロな視点 ・悪かった点 1.長い 2.文章が面白くない 3.翻訳にところどころ問題がある 4.環境要因を重視しているものの、結論ありき...
はっきり言ってつまらなかった。 ・良かった処(強いてあげるならば) 1.歴史に対する環境の影響を重視している 2.直線型の進歩史観を批判 3.マクロな視点 ・悪かった点 1.長い 2.文章が面白くない 3.翻訳にところどころ問題がある 4.環境要因を重視しているものの、結論ありきで議論を進めているせいか、環境要因を過大に重視しつつ、それでいながら、環境要因を無視する傾向がある。 5.オリエンタリズムすぎる 6.精密に描きつつも、取り上げる地域に一貫性がなさすぎる。(ハワイ・インディアン・ロマノフ朝・オスマン帝国など) 7.専門のロシア史に関して言わせてもらえれば、「タタールの軛」をやたら重視し、それによってロシアはアジア的専制国家へと変貌した、とのこと。アジア的専制はそんなに感染力が強いものなのか? 8.ヨーロッパ絶対主義の時代にオリエント化した、と主張するが、なぜそうなったのか論証されていない。 9.精密とはいえ、煩雑なだけで、例示が適切とは到底思えない。 この他様々な批判を上げればキリがない。 より細かく精密にした梅棹忠夫というイメージ。後輩の話を聞くところによると、「梅棹忠夫も再評価すべきである」とする流れが史学雑誌に載っていたそうな。それはどうなんだろう・・・。 とりあえず、値段相応では無い内容。 「へぇ、ヨーロッパと日本ってこんなにど田舎だったのねぇ」と皮肉交じりに読んだ。 もう二度と読むもんか!
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