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街道をゆく(23) 南蛮のみち2 朝日文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞社 |
| 発売年月日 | 1988/11/20 |
| JAN | 9784022605207 |
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街道をゆく(23)
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商品レビュー
3.8
9件のお客様レビュー
大航海時代の2大巨頭…
大航海時代の2大巨頭、スペインとポルトガルを日本では「南蛮」と呼称しました。カトリックの総本山・ローマ教皇の使命を受け、やがて英国が勃興するまで、両国の海の勇士達は世界を切取って植民地を拡げたのです。
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☆☆☆2019年2月レビュー☆☆☆ 司馬遼太郎氏の歴史紀行。 『南蛮のみちⅡ』は、スペイン・マドリードからポルトガル・リスボン、サグレス岬までの旅。 マドリード、トレドでは、フェリペ2世という愛すべき王への言及があった。 「リスボン特急」。司馬氏も述べているが「リスボン特急」と...
☆☆☆2019年2月レビュー☆☆☆ 司馬遼太郎氏の歴史紀行。 『南蛮のみちⅡ』は、スペイン・マドリードからポルトガル・リスボン、サグレス岬までの旅。 マドリード、トレドでは、フェリペ2世という愛すべき王への言及があった。 「リスボン特急」。司馬氏も述べているが「リスボン特急」という響きがいい。それだけで大いなるロマンを感じる。 ポルトガルでは、大航海時代に思いをはせる。多くの冒険者を大海へ送り出す礎を築いたエンリケ航海王子を高く評価している。エンリケ航海王子は、自ら航路に出ることはなかったが、海洋教育の設計者であり、航海策の立案者であり、推進者であった。彼の情熱が、世界を変えたといっても過言ではない。 スペイン、ポルトガルをこんな風に旅出来たらどんなにいいだろう。大陸の西の果てサグレス岬。『深夜特急』の著者である沢木耕太郎氏も訪れていたが、僕もいつかは行きたい。スペイン語の勉強をして、歴史のことももっと知って、いつかは行きたい。 「ともかくも、画伯(須田氏)は小石を捨てた。私どもの旅は、小石がサグレス岬のせまい地面に落ちたときにおわった」
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これもかなり以前に読み終わったもの。 面白かった。 司馬遼太郎さんの、旅行記というか、歴史を考えるエッセイ、とでもいうようなもの。 前巻に引き続き、フランシスコ・ザビエルの足跡を追って、彼の留学先のパリから、生地のバスクへ。そしてそこからスペイン、そしてポルトガルへ。 # ...
これもかなり以前に読み終わったもの。 面白かった。 司馬遼太郎さんの、旅行記というか、歴史を考えるエッセイ、とでもいうようなもの。 前巻に引き続き、フランシスコ・ザビエルの足跡を追って、彼の留学先のパリから、生地のバスクへ。そしてそこからスペイン、そしてポルトガルへ。 # 大航海時代に、恐ろしい技術&自然破壊による木造船建造&冒険心で、南米などに出かけていったスペイン人。 目もくらむような鮮やかな虐殺ぶりで、「草でも刈るように」現地の人間を殺し、略奪し、(言語文化まで破壊して、キリスト教を押しつけて)腰が抜けるくらいの巨万の富を手に入れた。そして「何でも買えば良い」状態になって、産業は衰退。むしろ、スペインにモノを売ったフランスやイギリスが産業国家の足腰を鍛えた。 そんな西洋史と日本史の交錯。天正遣欧使節団。そして秀吉や家康による、キリスト教の弾圧、鎖国。 鎖国というのも、スペインなどが南米ほかでやってきたことを考えると、賢明だったかも? 実際に、ポルトガルやスペインは、「事前協議」で日本の支配について相談していたし、多くの文献が、「なんだか、日本っていう国は、武装した階級の男たちがいて、これが結構強くて厄介なんだよね」と、侵略者側からすれば面食らったという状況を示しているらしい。 # 話は具体から抽象へ、個人から民族へ、過去から現在へ。 イスラムとヨーロッパの接するイベリア半島の数奇な運命。レコンキスタ。アジアからのモンゴル侵略の余波。紙の製造技術や森林伐採の功罪。めくるめくオモシロエッセイ、唯一無二。 日本語を理解咀嚼できることの喜びは、司馬遼太郎を原文で読めることだ、と言っても過言では無い。 ################ (本文より) 人間が集団を組んで異常な行動に出るとき、神とか平和とかといったように、およそその行為の実態とかけ離れた高貴なことばをかかげる。二十世紀に入って日本軍が中国を侵略したのも「平和のため」であり、ヴェトナム人がカンボディアを侵略したのも「正義」のためであったということを、後世、信じられるだろうか。 (本文より) イデオロギー的正義というおそろしいものをこの地上で発明したのは、やっつけられる側のイスラムではなく、十字軍以来のキリスト教の側であった。 ############## 現政権があと10年も続いたら、司馬遼太郎も村上春樹も禁じられる時代が来るのでは無かろうか。 今のうちに買っておかなくては。
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