商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店 |
| 発売年月日 | 1996/10/22 |
| JAN | 9784041929070 |
- コミック
- 角川書店
猫楠(文庫版)
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猫楠(文庫版)
¥858
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商品レビュー
4.1
58件のお客様レビュー
多彩な才能を持つ南方熊楠の生涯を描いた本作は、彼の奇抜なキャラクターと人間味あふれる側面を浮き彫りにします。主に帰国後の彼の姿に焦点を当て、業績よりも人間熊楠の魅力を伝える内容となっています。彼は超人的な知性を持ちながらも、自由奔放で少年の心を忘れない一面を持ち、社会から逸脱した存在として描かれています。物語は、1匹の猫の視点を通じて彼の人生を見つめる仕掛けが施されており、奇怪な人物像がより身近に感じられる工夫がされています。水木しげるの独自の視点が加わり、熊楠の魅力を引き立てる作品です。興味深い異分野の知識や彼のユニークな生き方が、読者を惹きつけてやまない一冊となっています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
一見の価値あり
南方熊楠の生涯をユーモアかつ真面目に描かれています。水木しげるの漫画なのでフィクションの要素も多いですが、熊楠の魅力が伝わってきます。
ネギー
亡くなったと言えば徳川頼倫侯も亡くなった 生命の神秘が粘菌に集約されていると考えた訳です 熊野那智の森での幽霊やひだるを相手に妖の呪術合戦に及ぶ リテレート(文士)なる心躍るキーワードだった
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案内役の猫たちが、とぼけたいい味を出している。熊楠はロンドン時代から猫を飼っていたから、まさに適役。(猫と言えば、漱石を連想させるが、熊楠とは大学予備門で同級だったし、同じ時代のロンドンも経験していた)。 破天荒なその生涯。その計り知れない学識。それに輪をかける(あるいは水をさす...
案内役の猫たちが、とぼけたいい味を出している。熊楠はロンドン時代から猫を飼っていたから、まさに適役。(猫と言えば、漱石を連想させるが、熊楠とは大学予備門で同級だったし、同じ時代のロンドンも経験していた)。 破天荒なその生涯。その計り知れない学識。それに輪をかける(あるいは水をさす)ように、下品で猥雑なエピソード、そして数々の奇行。身のまわりも衛生的とは言い難かった(はっきり言うと、汚かった)。水木しげるの絵のタッチは、なぜかしらこれらによく合う。 ここやあそこは話を盛ったかな。そう思って、途中から神坂次郎『縛られた巨人 南方熊楠の生涯』(新潮文庫)を併読するが、そこにもはっきりそう書かれてある。 後年は悲しい。研究所設立の資金集めの苦境、弟・常楠との絶縁、愛息・熊弥の精神病……、昭和天皇への御進講が唯一の救いとなる。亡くなるのは昭和16年12月、日米開戦の直後だった。 熊楠を描き切るには、相当なエネルギーが要ったはず。描いた水木しげるはこの時70歳。その力強い筆致に最後まで圧倒されまくる。
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