池井戸潤特集 池井戸潤特集

『半沢直樹』『下町ロケット』など、池井戸潤さんの作品は緻密な人間描写が魅力です。

小説、ビジネス書、コミカライズした作品、映像化した作品のDVD・ブルーレイなど、一挙ご紹介♪

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おすすめ作品

俺たちの箱根駅伝

箱根駅伝を目指すランナーたちと、彼らを支える人たちを描いた物語。挫折を経験したり、進路への不安を感じたりしながらも、「箱根」という舞台に挑み続ける姿や、仲間と切磋琢磨する姿に胸が熱くなります。2026年にドラマ化が決定しているので、ぜひ読んでみてください。

空飛ぶタイヤ

トレーラーの脱輪事故で整備不良が疑われた赤松運送。原因究明を進めるうち、巨大企業による隠蔽疑惑が浮かび上がってくる。理不尽な圧力の中、赤松は真実を求めて闘い続けていく――。巨大組織に立ち向かう痛快さが魅力の作品です。

陸王

足袋製造の老舗企業が、ランニングシューズ開発に踏み出す。さまざまな困難に直面しながらも、情熱と信念で壁を越えようとする姿は感動必至。ものづくりへの誇りと諦めない姿勢は、挑戦する人の背中を押してくれます。

アキラとあきら

同じ銀行に入行した二人の「あきら」。一方はエリート家庭出身で、もう一方は倒産企業の息子。対照的な二人が、金融の世界で競い合いながら成長していく姿を描いた作品。二人のライバル関係と、仕事とは何か、成功とは何かを問い続ける展開に読む手が止まらなくなります。

シリーズ

半沢直樹シリーズ

理不尽な組織に対し、信念と論理で立ち向かっていく主人公が痛快! ドラマで話題になった「倍返し」というセリフ、実は原作に出てこないんです。

オレたちバブル入行組

バブル期に入行してから十数年。半沢直樹は、融資先の失敗により5億円の損失を背負わされた。出向の危機に追い込まれる中、半沢は真相解明に動き出す。理不尽な評価制度や上司の保身に屈しない姿が、読んでいて気持ちいいです。

オレたち花のバブル組

巨額損失を出した老舗ホテルの再建を押し付けられた半沢。金融庁のボスキャラとの対決や、銀行内の権力争いに巻き込まれながらも、自らの信念を貫いていく。今作は個人の戦いから組織全体の腐敗へとテーマが広がり、半沢の行動が銀行の未来を左右していく展開に。

ロスジェネの逆襲

IT企業への投資を巡り、銀行と顧客、そしてロスジェネ世代の社員たちの思惑が交錯する。世代格差や評価の不公平さを物語に落とし込んでいて、恵まれなかった世代の怒りと希望が、半沢の戦いと重なって描かれています。

銀翼のイカロス

航空会社の再建を巡り、政界・金融界を巻き込んだ巨大な陰謀に半沢が挑む。銀行員の立場を超えて戦い、正義を貫くことで支払う代償とは――。権力と癒着、不正の連鎖に立ち向かう姿に応援したくなります。

アルルカンと道化師

大阪の老舗美術出版社をめぐるM&A。買収を仕掛けたのは新進のIT企業だった。不可解な買収には「アルルカンと道化師」というタイトルのリトグラフが関係していて――。出版社を守ろうと奮闘する半沢と、買収の糸を引く業務統括部長・宝田の駆け引きが面白い。ラストは円満解決で、読後感最高です。

花咲舞シリーズ

池井戸潤さんの作品の中で、唯一女性が主人公のこのシリーズ。主人公の舞が何にも屈さず自らの正義を貫き、組織内の不祥事を解決していく姿が爽快です。

不祥事

東京第一銀行の本部臨店班に所属する花咲舞と相馬健の仕事は、職場いじめや顧客への多額の過払い、取引先から預かったデータの紛失などの問題解決をし、組織を浄化すること。重たい内容でありながらもコメディ色が強く、読みやすい作品です。

花咲舞が黙ってない

巨額の粉飾決済や回収不能の融資、突如別の銀行との合併を発表など、今作のトラブルも一筋縄では解決できないものばかり。ですが、そんな困難なトラブルが解決した時の爽快感がたまらない! スカッとしたいときにおすすめの作品です。

下町ロケットシリーズ

町工場の技術者たちが夢に挑む姿を描いた感動作。ものづくりにかける熱い情熱や、極限状態にあっても諦めず夢を追うか、現実を見るかの葛藤は必見です。

下町ロケット

主要取引先からの取引終了、銀行融資も断られて倒産寸前の佃製作所。「特許を20億円で譲ってくれ」と大企業からの申し出が舞い込むも、自社製品を帝国重工が飛ばすロケットに搭載する道もあると思い当たり――。ハイリスクな夢を追うか、夢を諦めて現実を見るか。下町の小さな町工場から始まる大きな物語は必見です。

下町ロケット ガウディ計画

前作から数年後、二度目の経営危機に陥る佃製作所。今度は契約した人工心臓用のバルブの取引が試作段階で打ち切られてしまい経営難に。そんなとき、かつての部下から、心臓に埋め込む人工弁の制作の話を持ち掛けられ――。紆余曲折がありながらも、諦めずに夢を追い続ける佃製作所の面々。読んでいて勇気をもらえる作品です。

下町ロケット ゴースト

さらに数年後、佃製作所は三度目の経営危機に。製造したエンジンを大手農業機器メーカーに納入したのに取引が白紙になったり、主要取引先が子会社の不正会計で経営悪化したり、社員の父が倒れて貴重な人手を失いかけたりと絶体絶命状態に。この経営難を乗り切るために主人公が思いついた方法とは――。どんな極限状態にあっても諦めない。大切なことを教えてくれる一冊です。

下町ロケット ヤタガラス

4作目にしてようやく経営の危機を脱した佃製作所。今作は前作に続く話で、新たに開発を請け負ったのが無人農業用ロボットの開発。しかし、市場で発売されたロボット「ダーウィン」は不具合が多く見つかり――。経営の危機を脱したにも関わらず再度危機に見舞われる佃製作所と主人公。それでも諦めずに夢へ向かう姿に胸を打たれます。

民王シリーズ

政界を舞台にした硬派な政治小説……かと思いきや、かなりコメディ色の強い作品。初めての方にも読みやすい作品です。

民王

ある日、内閣総理大臣の武藤泰山の心が、政治に全く興味がない大学生の息子の翔と入れ替わってしまう。二人は周囲に秘密にしたまま過ごしていくが――。ろくに漢字も読めない翔の国会答弁のシーンや、就職活動で不遜な態度をとった泰山が、面接官を論破し不採用になるシーンなど、笑えるシーンが盛りだくさんです。

民王 シベリアの陰謀

二次内閣を発足させたばかりの武藤内閣。だが「マドンナ・ウイルス」と呼ばれる謎のウイルスの蔓延で早くも絶体絶命に!? 発症すると狂暴化するウイルスに対し緊急事態宣言を発令し、泰山と秘書、そして息子の翔が感染源であるシベリアに向かうが――。コロナ禍に発表された『民王』の続編。前作に続き笑えるシーンが盛りだくさんです!

小説

果つる底なき

「なあ、伊木、これは貸しだからな」謎の言葉を残して死んだ、伊木遥の友人・坂本健司。坂本が生前何をしようとしていたのか。そして彼が言った「貸し」とは何なのか。坂本の死の真相を追う伊木が辿り着いた真実とは――。銀行内部業務を舞台とした王道ミステリー。次の展開が気になり、一気に読めてしまう作品です。

架空通貨(M1)

元商社マンで高校の社会科教師の辛島が、教え子である麻紀から本を返却される。ただならぬ気配に気付くも、彼女は「社債の期前返還」について聞くばかりだった。後日、麻紀の母から「お金を取り返してきます」と書き置きを残して失踪したと連絡があり――。読んでいて次はどうなるのかとハラハラする展開は必見です。

銀行狐

不正や企業融資をめぐる闇に挑む銀行員たちの姿を描いたミステリー短編集。平凡な人間が、欲や弱さに負けて悪事に手を染めていく様子がリアルでドキドキします。一つの話が短いので、隙間時間の読書にもピッタリです。

銀行総務特命

勤めている帝都銀行内の不祥事処理を任された指宿(いぶすき)。しかし、任されるのは顧客名簿の流出や幹部の裏金作りなど、到底一人では解決できない大きなスキャンダルばかり。それでも役割を全うしようと奔走する指宿に待ち構えているものとは――。「総務特命担当者」となった男の運命をぜひ見届けてください。

MIST

のどかな田舎町で起きた連続殺人事件。借金を抱えた工場長が服毒自殺……のはずが、遺体の喉は鋭利な刃物で切り裂かれていた。さらに他の遺体にも同じような傷跡があり――。自殺か、それとも他殺なのか。霧のように影も形もつかめない犯人を、町にただ一人いる警官が追う。重たいテーマでありながら、それを感じることなく爽快に読み切ることのできる小説です。

仇敵

不祥事の責任を取って大手銀行を辞職し、地方銀行に庶務行員として再就職した恋窪商太郎。持ち前のエリートさで行内のトラブルを次々解決に導いていた。そんなとき現れたのは、商太郎が大手銀行を辞職するきっかけとなった「仇敵」で――。短編連作で読みやすく、ミステリー要素も強い一作。人間ドラマとしても、ミステリー小説としても楽しめます。

BT'63

心を病んで実家に帰った琢磨は、父の遺品である制服にそでを通す。すると、目の前に若き日の父が体験した世界が広がっていた。父の体に乗り移り、記憶を追体験していくうち、琢磨は父が死ぬまで秘密にしていた事件を知ることになる――。長編ですが、緻密に計算された物語に引き込まれ、スイスイ読めてしまいます。

最終退行

蓮沼鶏二は、銀行本部からの強い圧力と、不況に苦しむ現場や取引先との板挟みの毎日を送っている。一方、元頭取である会長は、バブル期の経営責任を見て見ぬふりで院政を敷き続けている。バブル崩壊後リストラに遭った元行員たちが会長を引きずり降ろそうと画策する中、鶏二はその攻防に違和感を覚え――。負け組と呼ばれる主人公の逆転劇が痛快な作品です。

株価暴落

白水銀行に勤める板東洋史が担当する大手スーパーで爆破テロが発生。スーパーは債務超過から経営再建に乗り出したばかりだったが、事件を受けて株価は暴落。銀行内では、破産の懸念があるスーパーへの追加融資を反対する板東と、倒産を避けるべく支援を続けるべきだとする企画部長の意見が対立。そんな中また新たな爆破テロが発生し――。

金融探偵

主人公の大原次郎は、銀行をリストラされ就職活動中。そんな彼のもとに、金融にまつわる相談が。次郎はこれまで培ってきた知識や経験を生かし、難題の解決に挑んでいきます。本全体のストーリー自体は繋がっていますが、物語は一話完結で読みやすく、隙間時間の読書にもおすすめです。

銀行仕置人

関東シティ銀行に勤めていた黒部一石は五百億円の不良債権を負わされ、人事部への辞令によりエリートコースを外されてしまう。自分を罠に嵌めた人物たちへの復讐。そしてその裏に隠された陰謀を暴いていく短編集。ミステリー小説として読んでも良し、勧善懲悪の痛快ストーリーとして読んでも良しの満足度の高い作品です。

シャイロックの子供たち

銀行の支店で起こった現金紛失事件。ある女性行員の鞄の中から、日付の入った札束の帯封が見つかる。窃盗を否定する女性行員。そしてミスを隠すために支店長たちが現金を補填する。しかしこの事件をきっかけに、メガバンク内で密かに起こっていた不祥事が次々と明るみに――。普通に働いて、普通に暮らす。それがどれほど難しいことか、この本を読むと考えさせられます。

ビジネス・経済書

DVD・ブルーレイ

半沢直樹
  • ドラマ
堺雅人/香川照之

堺雅人さんが演じる主人公の半沢直樹のセリフ回しがすごい! 2013年にはこのドラマの決め台詞「倍返し」が流行語にも選ばれました。銀行内部の格差や上からの圧力など、重たいテーマを描いた作品ですが、原作よりも話がコメディ寄りになっているのでどなたでも楽しめます!

花咲舞が黙ってない
  • ドラマ
杏/上川隆也

どんな相手にも一歩も引かない舞がかっこいい! 第1、第2シリーズでは主人公・花咲舞を杏さんが演じています。何があっても諦めない花咲舞と、上川隆也さんが演じるすでに諦めた上司・相馬健のコンビが、銀行内の不祥事やトラブルを次々解決していく爽快感ありの痛快ストーリーです。

七つの会議
  • 映画
野村萬斎/香川照之

東山紀之さん主演でドラマ化された『七つの会議』の映画版。今作では野村萬斎さんが主人公の「ぐうたら社員」、八角民夫を演じています。トップセールスマンの部下から怠けぶりを叱られ、他部署が成績を上げる中でも我関せずで飄々と過ごす民夫。しかしある日、部下が社内でパワハラ騒動を起こしてしまい――。野村萬斎さんは今回が初のサラリーマン役。初めてとは思えない演技は必見です。

シャイロックの子供たち
  • 映画
阿部サダヲ/上戸彩

2022年にドラマ化された『シャイロックの子供たち』の映画版。こちらは原作、ドラマとは少し異なる視点で物語がスタートするので、すでに読了・視聴済みの方でも新たな視点から物語を楽しめます。原作小説と主人公の描かれ方が違うので、どこが違うのか比較しながら観るのも面白そう。

コミカライズ

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